会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

さくら 3

2017-05-05 19:57:50 | 草花と花木
2017年5月3日(水)晴 25.2℃~3.4℃
 「可月亭庭園美術館とさくら」

城西地区保健委員会主催のウォーキングがゴールデンウィークの始まりにあった。城西界隈まちづくりの会員になっていることもあり、可月亭庭園の見学をコースに入れて説明を受けた。さくらが満開でとてもきれいだった。その際、当主から美術館として一般公開の運びとなったことを聞いた。
下町活性化にもなることなのでブログでもとりあげてみた。多くの方がこの美術館にお出で下さることを願っている。
また、城西界隈には、葦名時代、蒲生・上杉・加藤時代、松平時代、戊辰戦争跡など歴史的な見所がいっぱい。散策してみましょう。





 =福島民友新聞4/29の記事によると=

 会津三庭園の一つに数えられ、会津藩主も度々訪れたという会津若松市材木町の日本庭園「可月亭(かげつてい)」が、美術館を併設する可月亭庭園美術館として7月から一般公開される。

 個人所有のため非公開だったが、築庭当時の面影を残す会津の貴重な歴史資源をまちづくりに活用しようとの動きも出ていた。人目に触れる機会も少なかった名園が憩いの場としてよみがえる。

 可月亭は、周辺開発により規模は縮小したが、大小二つの築山や心字池(しんじいけ)、庭木、灯籠類などがほぼ改修されずに残り、会津の歴史を伝える。会津藩主が狩りの帰りに立ち寄り手水(ちょうず)鉢として使ったつくばいも残り、シダレザクラなど四季折々の表情も楽しめる。

 所有する星野家第15代で福島大名誉教授(元副学長)の星野珙二さん(71)=福島市=は「地域資源として活用したい」とかねて一般公開を望んでいた。

 東京都の造園ボランティアグループが名園復活への整備に取り組み、地元有志も城西界隈まちづくり協議会を設立。また星野さんが理事長を務める一般財団法人可月亭庭園美術館が設立され、インターネットを活用して応援資金を募る県の「チャレンジ!ふくしま創生プロジェクト」の一つにも採択されたことから、庭園美術館としての復活が決まった。

 元々は材木商を営み、後に鍋製造や酒造業の「鍋三(なべさん)本店」として栄えた星野家の客座敷や土蔵を改修し、美術展示場やカフェに再生、同じく7月にスタートする。花見など行事も予定。

 星野さんは「大勢の人が四季の風情を楽しめるようになればいい」と期待する。