会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

木炭

2017-12-15 12:04:57 | 地域情報
2017年12月15日(金)曇 3.1℃~-4.8℃

  「あががわ木炭庵ひろば」

 12月月15日.平成29年もあと残すところわずかとなった。
北会津公民館主催「まるごと体験工房」は5月14日第1回講座{開講式と会津産コシヒカリ米粉クッキング」ではじまった。その後、「香るまちづくり事業参加と酒蔵見学」、「豆腐づくり体験」、「藍染体験」、「陶芸体験」、「FFフェステバル参加・ピザづくり、出店」、「稲苗代湖畔の森散策」、「文化祭 手づくりかんたん箸置き」と月1回のペースで活動。今日は「炭焼き窯・酒蔵見学・閉講式」。場所を変えて懇親会。
 すべての講座に参加することはできなかったが、個人ではできない見学や体験ができてとてもよかった。来年も参加したいと思っている。






「あががわ木炭庵ひろば」についてアップします。
荒海山を源流にして会津盆地を流れる大川は阿賀川といい、越後平野にはいると阿賀野川という。
国土交通省 阿賀川河川事務所長から「あががわ木炭ひろば」についての説明を受け、木炭の窯出し体験をした。

ここには旧炭焼き窯と新炭焼き窯がある。

旧炭焼窯(白炭窯、別名:赤目窯)
昭和30年代に会津地方の山間部で使われていた炭焼窯を再現した。1回あたり約80㎏の炭をつくることができる。高温(約1,000℃)で作られ、まだ冷め切らない状態で炭を窯から出し、砂や灰で急激に冷やすことにより、硬い炭ができる。表面が灰白色となるため「白炭」と呼ばれ、高級な炭として知られる備長炭もこの白炭の仲間。火付きは悪いですが、日持ちが良いのが特徴。

新炭窯焼
1回あたり約400kgの炭を作ることができる。(約1週間かかる)
上で紹介した白炭窯よりも低温(400~700℃)で焼き、自然に温度が下がるのを待つ。できあがった炭を「黒炭」といい、やわらかく火付きの良い炭となる。


※パンフレットより
 阿賀野川は、栃木、福島県境の荒海山(1,580m)に源を発し、山間部を北に流れて会津盆地に至り、猪苗代湖から流下する日橋川、本流域最大の支川である只見川を合流し、西に流れて峡谷に入ります。新潟県五泉市馬下から越後平野に出て、新潟市松浜で日本海に注いでいます。
 上流部の阿賀川は、西を越後山脈、北は吾妻山と飯豊山など、標高1,500~2,000m級の山々に囲まれた会津盆地を流れます。会津盆地では、猪苗代湖から流下する日橋川など多くの支川が合流し、喜多方市三津合で最大支川の只見川を合わせ、西会津町の銚子の口から峡谷部に入ります。峡谷部には、我が国最大級の規模(面積約150ha)を持ち、現在も滑動を続けている滝坂地すべりがあります。県境を越えると阿賀野川となり、新潟県阿賀町を経て五泉市馬下を扇頂部に扇状地を形成して越後平野に達します。越後平野の阿賀野川の流路は、沖積平野を北に流れ、砂丘を横切り、日本海に注いでいます。沖積平野には、かつての蛇行の痕跡である旧河道が残されており、河道が複雑に変遷したことがうかがわれます。