2018年10月27日(土)曇 18.2℃~12.1℃
「紅葉のメカニズム」
寒さが一段と厳しくなり秋が深まってきた。
紅葉が山から里へと広げてきている。街路樹のイチョウは黄色に、モミジは赤に色づいている。サクラはもう葉を落としてしまい落ち葉が雨に濡れている。
水曜日、豊齢研ITサロン会津(パソコン)の野外研修で土湯峠を越えた。途中の峠道から谷川向いの山々の木々は錦糸織りなす(少しオーバー)の紅葉で見事であった。庭のドウダンツツジやモミジの紅葉やウメモドキの赤い実、ホトトギスが秋の深まりを感じさせる。

桜を楽しむのは「花見」というのに対して、秋の紅葉はなぜ「紅葉狩り」なのだろう。
諸説あるようだが、桜は天皇や貴族の邸宅内に植えられていたが、紅葉を楽しむ樹木は邸内にはない。そこで、紅葉を見るために狩猟と同様に山へ出かけて行ったのが由来といわれている。
広葉樹の葉には、もともと緑の色素であるクロロフイルと黄色い色素のカロテノイドが含まれている。そういえば、針葉樹の深い緑に比べて、イチョウの葉はもともと緑と黄色が合わさった黄緑色をしている。
秋になり、次第に気温が低くなると、クロロフイルが分解されて緑色が無くなる。すると残ったカロテノイドにより、葉は黄色くなるのだ。
一方。カエデなど。赤くなる葉は、クロロフィルの分解とともに葉の中に赤い色素のアントシアニンが作られていく。日光が当たり日中の気温があgると葉の中にため込まれていた糖分とタンパク質が化学合成してアントシアニンがたくさんできる。そこで、秋晴れが続き寒暖の差がある年は、紅葉がきれいになるのだそうだ。
土湯峠への道 国道115号

「紅葉のメカニズム」
寒さが一段と厳しくなり秋が深まってきた。
紅葉が山から里へと広げてきている。街路樹のイチョウは黄色に、モミジは赤に色づいている。サクラはもう葉を落としてしまい落ち葉が雨に濡れている。
水曜日、豊齢研ITサロン会津(パソコン)の野外研修で土湯峠を越えた。途中の峠道から谷川向いの山々の木々は錦糸織りなす(少しオーバー)の紅葉で見事であった。庭のドウダンツツジやモミジの紅葉やウメモドキの赤い実、ホトトギスが秋の深まりを感じさせる。

桜を楽しむのは「花見」というのに対して、秋の紅葉はなぜ「紅葉狩り」なのだろう。
諸説あるようだが、桜は天皇や貴族の邸宅内に植えられていたが、紅葉を楽しむ樹木は邸内にはない。そこで、紅葉を見るために狩猟と同様に山へ出かけて行ったのが由来といわれている。
広葉樹の葉には、もともと緑の色素であるクロロフイルと黄色い色素のカロテノイドが含まれている。そういえば、針葉樹の深い緑に比べて、イチョウの葉はもともと緑と黄色が合わさった黄緑色をしている。
秋になり、次第に気温が低くなると、クロロフイルが分解されて緑色が無くなる。すると残ったカロテノイドにより、葉は黄色くなるのだ。
一方。カエデなど。赤くなる葉は、クロロフィルの分解とともに葉の中に赤い色素のアントシアニンが作られていく。日光が当たり日中の気温があgると葉の中にため込まれていた糖分とタンパク質が化学合成してアントシアニンがたくさんできる。そこで、秋晴れが続き寒暖の差がある年は、紅葉がきれいになるのだそうだ。
土湯峠への道 国道115号
