会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

歯周病

2018-12-24 17:44:41 | 健康
2018年12月24日(月)晴・小雪 5.6℃~0.6℃
「歯周病注意・チェック」
亡くなった次兄は若い時は虫歯もなく歯並びもよかった。虫歯に悩まされていた小生はうらやましいと思っていた。東京に出て働き忙しく過ごしていた次兄は、生活も不規則、食生活も乱れていた。病気が進行するまで自覚症状が出にくく歯科医の診察を受けた時は、ほとんどの歯が歯周病になっており、治療を受けたが60歳過ぎたころは総入れ歯となってしまった。
虫歯で悩んでいた小生は、治療時に指導を受けていた。60歳過ぎてからは、三カ月に1回メンテナンスと称して歯周病のチェックを受けている。
おかげで8020の認定を受けることができた。

 歯周病は、ブラーク(歯こう)の中の歯周病菌が歯茎の周りの組織を破壊する感染症。歯と歯肉の境目にある歯肉溝や結合上皮の手入れが悪いと汚れが溜まり、細菌が繁殖する。歯周病は歯茎が腫れたり赤くなったりするものの、痛みはほとんどない。自覚症状がないため、歯周病に罹患していることに気付かず治療が遅れている人も多い。だが、進行すると歯と歯茎の境目にできる”」歯周ポケット”が大きくなり、歯を支える土台(歯槽骨)が溶けて歯が抜けてしまうこともある。歯を失う原因のトップの病気なのだ。

「日本臨床歯周病学会」では、歯周病のセルフチェック項目を挙げている。
①朝起きたとき、口の中がネバネバすうる。
②ブラッシングの時に出血する。
③口臭が気になる。
④歯肉(歯茎)がかゆかったり痛かったりする。
⑤歯肉が赤くは腫れている(健康的な歯肉はピンク色が引き締まっている。
⑥堅い食べ物がかみにくい。
⑦歯が長くなったような気がする。
⑧前歯が出たり、歯と歯の間に隙間ができ、食べ物がよく挟まったりする。

このチェック項目で三つ以上当てはまれば要注意。六つ以上心当たりあれば、歯周病が進行している可能性がある。もし、全ての項目が当てはまるなら、症状がかなり進んでいる状態だ。
 予防するためには、歯磨きの励行、噛みあわせの矯正、夜更かしをやめて規則的な生活習慣を心掛けることが大切。食べ物をよく噛む、間食を控える,禁煙などが有効だ。
 歯の健康は全身の健康を左右する。一度、専門医に自分の歯の健康状態を聞き、もしも歯周病が発症しているなら、一刻も早く治療を開始することを勧める。