会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

鏡開き

2019-01-18 18:33:53 | Weblog
2019年1月18日(金)雪 1.3℃~ー2.8℃
「鏡開きはパックの餅?」

テレビニュースを見ていると年末に大きな餅を神社に奉納し、年が明けて鏡開きをして参拝者にふるまう。また、剣道、弓道、柔道、空手などの道場では
稽古始等の日に鏡開きをする。

 鏡開きは地域によって日付が異なる。年神様に供えた鏡餅を神棚からおろし、お雑煮にやお汁粉の中に入れて食べる行事だ。餅のは神様が宿っているので包丁を使わず、木づちや手などでたたいて割ることになっている。
 古くは「歯固め」といって、鏡餅のように固いものをそのままかんで食べ、新年の無病息災を願ったそうだ。源氏物語の中には「鏡餅」や「歯固めの祝い」という言葉があって、平安時代にはすでにこの風習があったことがわかる。
 子どもの頃は、家で餅をつき、丸もちや角餅などを作った。鏡餅もその時、二段重ねにするか三段重ねにするかそれぞれの家でやっていた。
手伝いして丸もちなどを作のは楽しかった。高校生になると大人と一緒に餅つきをした。白餅、豆餅など・・・。
 正月開けると、青かびがついた固くなった餅を砕いて二日間ほど乾燥させ、サラダ油で揚げ、よく乾燥させる。軽くたたいてもぽろぽろ崩れるぐらいになると、揚げたときよりもサラサラしておいしい。青かびの付いた餅は青かびをとって水に二日間くらい浸して柔らかくして汁餅で食べた。
 我が家もそうだが、今の時代にはパックの鏡餅を使う家庭も多いのだろう。丸い餅もあるが、切り餅が数個入っている。
これをそれぞれの好みで食べる。