会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

世界遺産 那智の滝と熊野古道

2014-12-11 19:23:31 | 旅行
2014年12月11日(木)曇2.6℃~ -1.6℃
 
 気温が下がり雨、みぞれ、小雪、大雪となっていく。灰色の空は気分的にも落ち込んでしまう。長い会津の冬がやって来る。
スコップ、スノーダンプ、雪べらなどに雪が付きにくくなるスプレーを吹きかける。ポリタンク、ホームタンクには灯油を満タンにする。
白菜、大根、ネギなど冬野菜を少しばかり備蓄する。今、できることをやってみた。
「頑張った熊野古道」

 旅行2日目(12月1日)松坂市を後にしてドライブイン「かにせん」で昼食。昨日とは違って到着時間に間に合うように準備されていて無駄な時間もなく暖かくておいしいせいろ飯を食べることができた。

 からりと晴れた青空。1枚上着を脱ぐほどの暖かさであった。 那智の大滝と熊野那智大社は、熊野古道、南紀勝浦大洞窟温泉(忘帰洞)とともに前々から来たかった場所であった。
 3年前の台風の被害で、滝の近くの大社は離れたところに移築されていて、前に観光パンフレットでみたのとは違っていた。
 那智の大滝は水量も多く瀑布の音が聞こえる。青空がくっきりと見えてよかった。やはりすごい滝でした。
 
 今回は滝を見ただけで、移築された大社までは上る体力がなく熊野古道を下った。市長や若い人は大社に参拝し、その後熊野古道を下った。
 大門坂への熊野古道は杉並木と石畳約600mであったが、下るのがなかなか大変であった。昔の人は熊野詣でこの古道を上り下りしたのだろう。信仰とは苦行を乗り越えるのだ。


今回はこの古道ののほんの一部を歩いた。約40分くらいだったが疲れた。


 <参考までに>
○ 熊野古道とは、主に以下の5つの道を指す。
 紀伊路(渡辺津-田辺)
 小辺路(高野山-熊野三山、約70km)
 中辺路(田辺-熊野三山)
 大辺路(田辺-串本-熊野三山、約120km)
 伊勢路(伊勢神宮-熊野三山、約160km)

○ 熊野那智大社社伝に「神武天皇が熊野灘から那智の海岸“にしきうら”に御上陸されたとき、那智の山に光が輝くのをみて、この大瀧をさぐり当てられ、神としておまつりになり、その御守護のもとは、八咫烏の導きによって無事大和へお入りになった」と記録されております。

命の根源である水が豊富にあふれ落ちる「那智大瀧」を、この熊野に住む原住民の人々も神武天皇御東征以前からすでに神として奉祀されていたとも伝えられていますが、いずれにいたしましても古代からこの大瀧を「神」としてあがめ、そこに国づくりの神である「大巳貴命」(大国主命)をまつり、また、親神さまである「夫須美神」(伊弉冉尊)をおまつりしていたのであります。

その社殿を、お瀧からほど近く、しかも見晴しのよい現在の社地にお移ししたのは仁徳天皇五年(三一七年)と伝えられています。
この時、大瀧を「別宮飛瀧大神」とし、新しい社殿には「夫須美大神」を中心に、国づくりに御縁の深い十二柱の神々をおまつりしました。
やがて仏教が伝来し、役小角を始租とする修験道がおこり、古来の神々と仏とを併せてまつる、いわゆる神仏習合の信仰が行なわれるようになりました

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