2021年9月11日(土)曇 25.6~ 18.4℃
『パルスオキシメーターを携行している』
天候不順で体調管理が難しい。コロナの変異株で感染が拡大し、いまだ収束が見えない。高齢になり,腰痛がひどく歩行が困難。また、誤嚥性肺炎が完治せず時々、咳き込み苦しくなる。ワクチン2回接種。検査では陰性。コロナではないが症状は似ている。血中酸素飽和度が心配なのでパルスオキシメーターを携行して生活している。
朝日新聞「天声人語」によると、パルスオキシメーターがコロナ禍で脚光を浴びている。原理を考えたのは日本の技術者青柳貞雄さん。新潟に生まれ。発明家になる夢を抱き、大学で工学を修めえる。島津製作所をへて1971年日本光電工業に入社。「ユニークなものを開発せよ」と上司に言われた。▼麻酔科医との会話がきっかけで、動脈血の酸素濃度を簡単に測れる装置の開発に打ち込む。当時は採血しなければ酸素レベルが読めず、患者の顔色で判断していた。青柳さんは拍動を利用し、動脈血だけの信号を取り出すことに成功。連続測定を可能にした。▼すぐに光が当たったわけではない。米国で麻酔中の酸欠事故が問題化した80年代、有用性が理解され、企業が相次ぎ製品化する。各国に広まり、多くの命を救った。▼晩年まで改良に尽くし、2020年4月に84歳で死去。・・・後略。
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