2020年3月17日(火)雪/晴 8.7℃ -1.5℃
「ヒートショック」
日本をはじめ世界の各国で新型コロナウイルス感染拡大阻止に全力を挙げて取り組んでいる。多くの国民は不要不急の外出を控えて早く終息ることを願っている。
いつの間にか3月は中旬となった。暑さ寒さも彼岸までとか、三寒四温とか、3月の晴は3日と持たないとかこの時期の天気を言い表している。今日は彼岸の入りだが、昨夜から降った雪は昼には消えた。春の足音が近づいているが、寒の戻りもあるので体調管理が大変だ。特に気をつけたいのは新型コロナウイルスだけでなく、ヒートショックによる急性疾患だ。
ヒートショックとは急激な温度変化によって血圧の乱高下や脈拍の変動が起こること。心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こすこともあり、ヒートショックが原因で年間一万人以上が命を落としている。
特に家庭内で起こることが多く、死因のトップは入浴中の意識障害による溺死だ。ヒートショックという現象を知らない人や、入浴中のリスクに気付かない人が多いことが原因になっている。熱いお湯に首まで浸かる日本人の入浴スタイルが、影響を及ぼしている。
これを防ぐ方法は ▼入浴前の脱衣所や浴室での煖房器具の使用 ▼41度以下、十分間未満で風呂からあがる ▼浴槽から出る時は急激に立ち上がらず、ゆっくり ▼食後や飲酒後の入浴は避ける ▼入浴時は家族に声を掛け、時々見回りを頼むなど。
寒さが残るこの時期、まだまだ用心が必要である。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます