アドリア海に面した小さな町 シベニクに到着した。
市内を歩くうち 写真のような植物 「リュウゼツラン(竜舌蘭)」を初めて見た。
この地は 地中海性気候で 暑く乾燥した夏季 温暖で湿潤な冬季が
ヤシ サボテン リユゼツラン などの亜熱帯性植物が育つ。
「リュウゼツラン」は リュウゼツラン科リュウゼツラン属の
単子葉植物の総称で 100種以上が知られている。
花は ロゼットの中心から先が鋭く尖り
縁にトゲを持つ厚い多肉質の葉からなる
「マスト」と呼ばれる背の高い花茎が伸び
その先に短い筒状のものがたくさんつく。
茎は 大半の種では短く太いため
根から直に葉が生えているようにも見える。