あかない日記

写真付きで日記や旅行・趣味を書き留める

東欧旅行(52) 聖ヤコブ大聖堂2

2012-12-19 | 東欧5カ国紀行

             天井部分に見える 横の“棒”は耐震用のものではなく
              照明器具類用のものだそうです。

 

   聖堂内は 照明器具が無いので 高い丸天井と正面の窓から差し込む
     自然光だけ
で薄暗い しかし そのためなのか石組みの壁面が重々しく 
      また 堂内の荘重感を感じる。

   大聖堂の石材は、地元の石灰岩とスプリットの沖にあるブラチ島産の
    石灰岩と大理石だという。
   このブラチ島は石灰岩で覆われた島で、2千年も前から石切り場が
    ある島
として有名だったそうです。
   
  その石材は クロアチア・スプリットのディオクレティアヌス帝宮殿も
      ヴェネチア・ドゥカーレ宮殿 イスタンブル・アヤソフィア寺院宮殿や
       ブタペスト・国会議事堂 
さらには 
         アメリカ・ホワイトハウスにも使われている

   石を張ったルネサンス様式の箱型教会は建築学的にも珍しく
     石材だけを積んで建造された教会建築としては
      世界最大のものになっていることから

        2001年「世界文化遺産」に登録された。