ルジャ広場の中心に 1418年に建てられた
剣を持つ騎士「ローランド像」がある。
この像の剣を持つ右腕 肘から手首までの51,2cmが
「ドブロヴニクの肘」とよばれ 布などを計る時の基準とされ
商取引が適正かつ公正に行なわれることを
保証する物差しとして使ったとも。
台座にも同じ長さが刻まれている。
「ローランド」とは 伝承の人物で
イスラム教のウマイア朝(661~750)が
イベリア半島に侵略したときに 戦った騎士だという。
ヨーロッパの各都市にも“自由と独立の象徴”として
ローランド像はあるようだ。