定刻より30分ほど遅れ ダナン空港を飛び立ち
市内上空を旋回しながら上昇していくところだが
翼の下を見ていただきたい!
バルーンのような形をしてループを描く道筋が見える。
何だろう?と 地図を見ると ダナン駅は行き止まりで
南側に大きなループ線が描かれており
ダナン駅から伸びている線路であった。
このループ線 今は使われていないようだが
本線からループ線へ直通できるようではなく
車両の方転転換に使われていた。
現在は待避線を使って機関車を前後付け替えて方向転換している。
ベトナム鉄道には このようにターンテーブルを使わず
主要駅にループ線もしくはデルタ線を設けて
蒸気機関車の方転を行っている駅がある。
その良き例が ダナンとホーチンミンとの中間にある
ニャチャン駅のように 本線自体をループにして 列車丸ごと方向変えている。
この方法は時間的ロスはないが
ダナン駅の場合は 大きく時間を費やしている。