クルーズ船の舳先には「龍」が
ハロン湾のハは「降りる」 ロンは「龍」を意味し
龍が舞い降りた場所という。
諸説様々な理由付けされているが
一般的には”侵略者撃退説”のようだ。
1200年代 3度にわたるモンゴル軍襲来の時のことが
龍の伝説となっている。
浅瀬に多数の杭を打って 敵の軍艦の動きを封じて勝利し
龍の親子が守ってくれたのだと ベトナム人は信じているそうだ。
もう一節は
ソンコイ(ホン)川のデルタ地帯に住む村人は
侵略者にたびたび攻撃されていたが
見かねた山の主の龍が怒り 親子で尾っぽを振り下ろして
侵略者に襲いかかると その勢いで山が砕け
龍の足跡は 深い谷となった。
そこに海水が入り込んで 谷は沈み
山頂部分が残って 島々になった。 ともいう。