前回インド人宗教の割合を話題にしたが
その割合が 極少ない「ジャイナ教」について。
このグワリオール城塞に来る前
車で南側から城内に登る途中
城壁の断崖の岩に数10mにわたり
数々の彫像があった。
これらは ジャイナ教の聖者の像で
ティルタンカーと呼ばれる
24人のジャイナ教教祖の像
16世紀に建造されたという。
一番大きい像は19mもあり
教祖の一人である パルスヴァナートの像。
「ジャイナ教」の聖者は“真っ裸”で過ごし
服も下着も靴も何も所有しないことは
「無所有」という戒律によるもの
また 虫一匹でも一切の殺生を
禁じているということから
裸になっている。