あかない日記

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インド紀行 41 マハラジャ

2015-12-14 | インド紀行

 

 「マハラジャ」

 

かつて 80年代 日本のバブル時代に
「マハラジャ」なる言葉を
耳にしたことがあったが

マハラジャの語源は 
サンスリット語で「マハ」は“偉大な”
「ラジャ」は“王”を
意味し
ヒンズ-教徒の「藩主」をいう。


カースト制度では バラモン(僧呂)に次ぐ 
(王族、武士)階級に属している。

 先のマン・シン・トマル王も
「ラジャ」であったが

その後 ラジャの権力が大きくなり
「マハ(大)ラジャ(王)」と呼ばれるようになる。


王族らは ムガル帝国時代
イスラム教の支配に対し 

ヒンドゥー教の擁護者として
地方にその勢力を延ばした。


この関係は インドがイギリスの
植民地になった後も続き

イギリス保護下の藩王国の
王の称号として用いられるようになった。


因みに「ラジャ」の女性形は “ラニ”(王妃)で 
マハラ二(大王妃)という。
マハラジャの夫人で
マハラジャの位を持つ女性をいう。