前回 交通事情で 野良牛も話題にしたので
その「野良牛」について
野良牛は 誰にも飼われていなく
街中を徘徊する牛をいう。
そのインドでは ヒンドゥー教徒が
牛を「神の化身」として崇め
殺して食べることを厳しく禁止しているために
このような野良牛も出現してしまう。
野良牛は 道路を横断したり
道の真ん中に居座ったりしていることから
交通渋滞をおこしたり
また 所かまわず糞尿をして衛生状態や
人の往来にも影響を及ぼして
迷惑極まりないのだが
これを改善解消の対策を
講じることなく社会問題にもなっていない。
こういうところに
インド人の考え方や価値観が垣間見られる。