ホテルロビーに掲げている「マハラニ」
この「グワリオール城」には
まだ物語がある。
1857年に「インド大反乱」が 勃発したおり
インド中部 グワリオールの南東にあった
マラーター同盟の小王国
ジャーンシー藩王国の王妃(マハラ二)で
あった「ラクシュミー・バーイー」が
このグワリオール城に 立てこもったが
イギリス軍の攻撃を受け
ラクシュミーは
前線で 指揮中に狙撃されて戦死し
グワリオール城は 陥落している。
その ラクシュミー・バーイー
(1828~1858年)は
美貌だけでなく 民衆を惹き付ける
カリスマ性と 優秀な戦術能力を備え
この勇敢な行動に
「インドのジャンヌ・ダルク」
ともいわれている。
なお インド大反乱は
1857から59年の間にインドで起こった
イギリスの植民地支配に対する民族的反抗運動。