あかない日記

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インド紀行 42 インドのジャンヌ・ダルク

2015-12-15 | インド紀行

 ホテルロビーに掲げている「マハラニ」

 

この「グワリオール城」には
 まだ物語がある。

 1857年に「インド大反乱」が 勃発したおり
インド中部 グワリオールの南東にあった
マラーター同盟の小王国
ジャーンシー藩王国の王妃(マハラ二)で
あった「ラクシュミー・バーイー」が
このグワリオール城に 立てこもったが
イギリス軍の攻撃を受け
ラクシュミーは 
前線で 指揮中に狙撃されて戦死し
グワリオール城は 陥落している。

その ラクシュミー・バーイー
(1828~1858年)は 

美貌だけでなく 民衆を惹き付ける
カリスマ性と 優秀な戦術能力を備え
この勇敢な行動に
「インドのジャンヌ・ダルク」
ともいわれている。

なお インド大反乱は 
1857から59年の間にインドで起こった

イギリスの植民地支配に対する民族的反抗運動。