あかない日記

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インド紀行 122 ガネーシャ門

2016-03-05 | インド紀行

 

 

目を正面に向けると 

”世界一美しい門”と言われる

「ガネーシャ門」が見える。

 

3層の門のファザードを

隙間なく彩るカラフルなフレスコ画が 


300年近く経っても色あせなく印象的だ。

壁画のモチーフは

イスラム様式のアラベスクや草

花模様などが多く使われている。

ここから先が 

王様だけが入ることを許された

私的な住居空間となる。

王が入るときには

后たちが上から花を撒いたという

下の写真 イスラム様式の影響が

色濃く表れた壁画の中央 

この門の由来となった 

ヒンドゥー教の神様「ガネーシャ」が見える。

また 宮殿は 王様が平和に統治するために

王妃も各宗教から1人ずつ迎えて


それぞれにあった建築様式を取り入れている。

子供に恵まれなかった王様が

やっとヒンズー教の王妃から生まれたので

喜んでこのガネーシャ門を造ったという説もある。