目を正面に向けると
”世界一美しい門”と言われる
「ガネーシャ門」が見える。
3層の門のファザードを
隙間なく彩るカラフルなフレスコ画が
300年近く経っても色あせなく印象的だ。
壁画のモチーフは
イスラム様式のアラベスクや草
花模様などが多く使われている。
ここから先が
王様だけが入ることを許された
私的な住居空間となる。
王が入るときには
后たちが上から花を撒いたという
下の写真 イスラム様式の影響が
色濃く表れた壁画の中央
この門の由来となった
ヒンドゥー教の神様「ガネーシャ」が見える。
また 宮殿は 王様が平和に統治するために
王妃も各宗教から1人ずつ迎えて
それぞれにあった建築様式を取り入れている。
子供に恵まれなかった王様が
やっとヒンズー教の王妃から生まれたので
喜んでこのガネーシャ門を造ったという説もある。