あかない日記

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インド紀行 145 風の宮殿

2016-03-28 | インド紀行

 

 

シティ・パレスの見学を終え 

旧市内にある「風の宮殿」(ハワー・マハル)へ

この建物も シティ・パレスの一部で 1799年に

ジャイプル 5代当主プラタプ・スィンにより建てられた。


ピンク色をした砂岩を外壁に用いた 5階建ての建造物で

953の小窓が通りに面している。


当時 イスラムの影響を受け 

姿を見られることを禁じられていた宮中の貴婦人たちが

宮殿から続く細いトンネルを通ってこの風の宮殿に来て

この小窓から 自らの姿を外から見られることなく

街の様子を見たり 祭を見て楽しむことが

できるようになっている。

また この多くの小窓と 透かし彫りを通して 風がとおり

暑さ対策が施されている構造となっていることが 

この宮殿の名前の由来ともなっている。

正面から見ると 幅広く奥行があるように見えるが

実態は 厚みのない屏風のような建物となっている。