ワルシャワ・王宮広場
ポーランドの歴史 資料によれば
建国されたのは 10世紀で 14世紀から始まった
ヤギェウォ王朝時代には欧州の大国として繁栄し
16世紀には国土が最大となった。
しかし 選挙王制に移行すると
地方の貴族が勢力を持つようになり
徐々に国力が低下していった。
18世紀後半には、
隣接のロシア プロシア
オーストリアの三国に分割され
1795年から 1918年に独立するまでの123年間
ポーランドの領土は 世界地図から消えている。
第一次世界大戦後 ポーランドは独立を回復したが
第二次世界大戦では再び
ナチス・ドイツとソ連によって分割されてしまった。
終戦後 ポーランドは再度独立を果たしたが
大戦を経てソ連の影響下に組み込まれていき
1947年に行われた選挙で共産勢力が大勝し
社会主義国になった。
このため 1950年代以降のポーランド国内では
暴動や民主化運動が各地で頻繁に起こる。
1980年には社会主義圏では初めての
労働者による自主的かつ全国規模の
労働組合「連帯」が結成されたが
翌年戒厳令が敷かれると
「連帯」は地下活動となってしまった。
その後しばらくは厳しい時代が続くが
民主化への流れは止められず
1989年の円卓会議を経て
平和裏に体制転換を達成した。
これにより 旧ソ連圏で初めての
「非社会主義政権」が誕生した。
その後 「欧州への回帰」を目指し
1999年にNATO加盟 2004年にはEU加盟と
短期間で欧州への復帰を果たした。