王宮広場から旧市街広場に向かう途中に
14世紀に建てられた「洗礼者ヨハネ大聖堂」がある。
ワルシャワで最も古い教会で、
レンガ造りのファザードが印象的だが
この大聖堂もワルシャワ歴史地区の他の建造物同様、
第二次世界大戦中にナチス・ドイツ軍によって破壊された。
現在の建物は、大戦後ネオ・ゴシック様式で再建されている。
歴史的には、歴代の王の戴冠式や
1791年5月3日に採択された
ヨーロッパ初の成文国民憲法
「5月3日憲法」の発布式が行われた場所でもある、
この憲法は、世界でも米国憲法に
次ぐ2番目のものとして知られているが
日本憲法とも同じ日ですね。
また、ポーランド王国最後の王スタニスワフ2世アウグストや
ポーランドの著名な歴史人も埋葬されており、
国内において重要な場所の一つにもなって
国家的行事が数多く執り行われてきている。