前回 王宮広場のジグムント3世の碑を話題にしたが
その高さ22mの石柱について触れてみる。
Web資料によれば
現在の石柱は三代目のものだそうだ。
それ以前の初代と二代目の石柱は
王宮広場の東側にある旧王宮の脇に展示されている。
最初の石柱は建立から240年余り経って
老朽化が激しくなったため
1887年に建て替えられた。
二代目は、第二次大戦中の1944年、
ドイツ占領下で ワルシャワ市民が2ヶ月に亘って
最後の抵抗を試みた”ワルシャワ蜂起”の際、
ドイツ軍によって爆破されてしまった。
こうした中、戦後 1949年に
三代目 現在の石柱として再建された。
このようにポーランドでは
過去に破壊された残骸でも歴史遺産として残している。
不屈の精神の一端が見られる。
(googleから)