あかない日記

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ポーランド・ワルシャワ 8 旧王宮

2018-04-28 | ポーランド紀行

 

 



13世紀に公爵の城郭として建設された王宮は、
1526年以後は ポーランド国王の居城となり、
ポーランドの首都を
クラクフからワルシャワへ遷してからは、
立法と行政機関が置かれた。

18世紀には、絢爛豪華な内装も施され、
ワルシャワの誇りであり 歴史そのものであった。

しかし、1939~44年に
ナチス・ドイツによる攻撃で 灰燼と帰してしまった。

長く廃棄されたままだった旧王宮は、
共産主義政権下では 再建を許されず

修復が決まったのは 1971年で、
その廃墟に残った建物の欠片を
使って1988年に復元した。

戦禍に遭う前に 家具調度品や宝物は
国外に持ち出されていて 無事で、

建物の復元完成により運び込まれ、
現在は 博物館として開放されている。

ワルシャワの歴史を伝える象徴的建造物といえる。