あかない日記

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静岡紀行 伊豆の国市 韮山反射炉

2019-01-16 | 国内・静岡

 

  

   道の駅から  伊豆の国市の韮山反射炉へ

  佐賀藩や薩摩藩をはじめとして
  幕末期の日本では各地に反射炉が造られたが
  現存する近世の反射炉は
  萩の反射炉と この韮山反射炉のみである。

  特に 韮山反射炉は 実際に稼働し
  大砲を鋳造している反射炉で
  あることが特徴になっている。

  2015年に 萩反射炉などと共に
  世界遺産「明治日本の産業革命遺産
   製鉄・製鋼 造船 石炭産業」の
  構成資産として登録された。

  静岡県では「富士山‐信仰の対象と芸術の源泉」と並ぶ
  世界遺産の登録スポットになっている。

  反射炉へは「韮山反射炉ガイダンスセンター」(2016年開館)が
  入り口になっており 予備知識を得てから見学することになる。
  
  施設内では、韮山反射炉の変遷を示す
  写真などが展示されているほか
  映像ホールでは縦5m・横10mの巨大スクリーンに
  操業当時の大砲鋳造の場面が映し出されていた。

   *反射炉とは 銑鉄(せんてつ=鉄鉱石から直接製造した鉄)を
    溶かして優良な鉄を生産するための炉をいう。