あかない日記

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信州紀行 軽井沢6 泉洞寺 

2020-01-14 | 国内・長野

 

 

 

碑の説明文には 

「浅間山 香華院 泉洞禅寺

宗派は 道元禅師開山の
福井永平寺、宝山禅師開山の
横浜鶴見総持寺を

両大本山とする 曹同宗に属し、
本尊は 聖観音菩薩。

慶長3年(1598)3月、
上州(群馬県長野原町)
常林寺5世心庵宗祥禅師
により開創。

禅師は 三州の人で元は武士、
俗名を 林主人といい、
天正3年(1575)
長篠の戦いに遭遇、

数多くの戦死者を
目のあたりにして
無常心をいだき、
長篠の曹洞宗医王寺にて
剃髪し 出家をさたという。

境内には 当地出身の
女流書家・稲垣黄鶴の
句碑、筆塚があり
他に慈母観音、
牡丹地蔵等がある。

詩人の 立原道造、
作家の 堀辰雄、
後藤明生 等も散策し、
当寺に関わる作品も
数多く残している。」

 

                                                  

泉洞寺は、寺名「仙洞寺」で
あったが江戸時代、
火災に遭遇したことから、

火災等の災難を除けるようにと
祈願して「仙洞寺」から、

水を持って寺を守る様にと
「泉洞寺」と改名している。

                       

境内の裏手には、
ここへよく散策に来ていた
堀辰雄が愛した如意輪観音の
半跏思惟像がある。

頬に手を置いていることから
別名「歯痛止めの仏さま」
とも呼ばれている。