油屋の先「堀辰雄文学記念館」がある。
その門だが
私邸には似つかぬ門だなと思う。
疑問の答は 脇の説明文にあった。
明治に入り 追分宿の
衰退については 触れたが
その後
「本陣門の移築
本陣は明治の末期頃、追分宿に近い
御代田町塩野地区の
内堀家表門として移築される。
内堀家では追分宿本陣の
門として大切に扱い、
門に覆屋をかけて約100年間の間、
内堀家の門として役目を果たしてきた。
内堀家においては、
本陣門が軽井沢町の
歴史遺産である事をご理解され、
平成17年に
内堀家(当主の内堀志通彦氏)より
軽井沢町へ寄贈された。」
とあった。
因みに 約1700万円の移築に要した。
なお 門の構造は
「材料は全て欅材 一間冠木付き門
・切妻造(桟瓦葺)・妻蟇股
・二軒繁垂木・背面控柱。
棟札・・維持 天保二 辛卯仲秋二十四日
・大工 越後国 片桐伴と明記され建築年
と大工の棟梁名が分かる。
(追分郷土館に展示)」