宮殿内に掲げられている建設当時の「ディオクレティアヌス宮殿」図
船が浮かぶ辺りは現在埋めたてられプムナードになっている。
トロギールから約30km先 五日目二番目の見学地 「スプリット」へ
スプリットは 人口約18万人のクロアチア第二の都市
アドリア海沿岸最大の港街だが 1700年前の古代ローマ遺跡の中で
実際に今現在 市民が生活しているという 特異な街で
そしてそのメインとなるのが 「旧市街」の「ディオクレティアヌス宮殿」
1979年世界遺産に登録されている。 〔*今回ツアー 4つ目の世界遺産〕
この宮殿は ローマ皇帝ディオクレティアヌス(244~311)が
引退後の余生を過ごしていたが その後ローマ帝国は衰退し
宮殿は廃墟となってしまった。
7世紀になって 異民族がスプリット地域に押し寄せてきたため
その近郊の住民がデイィオクテアヌスの宮殿に避難してきて
頑丈な城壁に囲まれ宮殿の上に住居を建てて 住み着き
街を築いていった。
その結果 街全体が 巨大ビルのように階層状になっていて
遺跡と住居が複雑に入り交じった街並みが形成されている
風景はめずらしい!
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