あかない日記

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東欧旅行(73) スプリット〔世界遺産〕

2013-01-09 | 東欧5カ国紀行


                         
            宮殿内に掲げられている建設当時の「ディオクレティアヌス宮殿」図
              船が浮かぶ辺りは現在埋めたてられプムナードになっている。

 
  トロギールから約30km先 五日目二番目の見学地 「スプリット」へ

    スプリットは 人口約18万人のクロアチア第二の都市

     アドリア海沿岸最大の港街だが 1700年前の古代ローマ遺跡の中で

       実際に今現在 市民が生活しているという 特異な街で

        そしてそのメインとなるのが 「旧市街」の「ディオクレティアヌス宮殿」

        1979年世界遺産に登録されている。 〔*今回ツアー 4つ目の世界遺産〕
              

   この宮殿は ローマ皇帝ディオクレティアヌス(244~311)が 

    引退後の余生を過ごしていたが その後ローマ帝国は衰退し

      宮殿は廃墟となってしまった。


    7世紀になって 異民族がスプリット地域に押し寄せてきたため

     その近郊の住民がデイィオクテアヌスの宮殿に避難してきて

      頑丈な城壁に囲まれ宮殿の上に住居を建てて 住み着き

       街を築いていった。

     その結果 街全体が 巨大ビルのように階層状になっていて 

       遺跡と住居が複雑に入り交じった街並みが形成されている

          風景はめずらしい!

 


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