アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

趣味のコストパフォーマンス

2014年09月12日 | ピアノ
ある趣味に一ヶ月いくらかけるかっていう統計かなんか見たとき、確か「将棋」はめちゃ安で、60円とかだったんですよ。

   にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←コスパのいい趣味は老後の味方!!

60円で何ができるかわかんない(^^;; けど、それは平均金額ということなので、まぁときどきテレビで将棋見る、とか、昼休みは将棋指す、とか、そういうほとんどまったくお金をかけてない人たちの膨大な頭数で割るとそうなっちゃったということでしょう。お金をかける人は、たとえば「将棋世界」や「週刊将棋」を買ってて月に何回か道場へ行ったとして、月に数千円は使ってるかもしれない。とはいえかなり趣味としては安いほうか…

ピアノはその統計でいくらになってたか知らないんだけど、いくらなんでも60円ってことはないでしょう。レッスンに行ったり練習でスタジオ借りたり、楽譜ついつい買い込んだりCDもやっぱり欲しいなこのコンサート行きたいな、とかやってたら月に一万円どころか数万円かかるかもしれないし、ローン組んで高いピアノなんか買っちゃった日にゃ。。

って、なんでそんな話になったかというと、日経新聞の記事:
月に1万円以上使うなら「お金がかかる趣味」
をきっかけにMixiのつぶやきで一部話題に上ったからなんだけど。

しかしこの記事って、読むとなんだか違和感が。

月に一万円を境に「お金のかかる趣味」「かからない趣味」に区分けして、「お金のかかる趣味」はひとつかせいぜい二つに、といわれても
・懐具合は人それぞれ
・すごくかかる趣味ってのがあってそれは一万円かかる趣味を三つ束にしてもかなわないのでは
・そもそも趣味ってそう考えて始まるもんじゃなかろう
とか。まぁ確かに「ピアノとかバイオリンとかがあなたの資産形成を阻害している要因なのでは」とか言われると反論できないところがあったりあったりするんだけど。

ただ、次のページの「カネがかからない趣味をひとつは持ちたい」を読んで思ったのですが、ピアノって案外これじゃないかとも思ったんですよね。

ピアノは月一万円以上かかって「金のかかる趣味」側になっちゃってる人がけっこう多いと思うけど、これって別に必然じゃないから。

ピアノはもう持っていて(当然ローンも終わっており)
前にはずっと習っていたけど今は行ってない
楽譜やCDはたくさん持っていて、古いのを引っ張り出して弾いたり聞いたりしている
ときどきピアノ仲間とスタジオ借りて弾き合い会とか

…ってくらいだったら、

調律代と、会費。いくらいくらとはいいにくいけど、十分、月2000円~3000円の趣味として考えることもできるわけ。

しかも、それで得られる楽しみは、深イィ。そして、いくらでも時間がかけられる。
(ふつう、コストといったら時間もコストなんだけど、趣味の世界では、どれだけの長い時間を充実したものにできるかが勝負だからね)

どうしてそんなにコスパのいい趣味となることができるかといえば、過去の投資が生きているからですね。

楽器、楽譜、CDなど過去すでに手に入れたものがあり、昔培った、音楽を楽しむ技量がある。仲間もすでにいる。これはこれでプライスレスな「資産」というわけです。

もちろんお金がうなるほどある方ならば、夫婦でウィーンに旅行して、とかいうのでもかまわないし、二台目のグランドピアノを、というのもよろしいですが、

そうでない方も、それなりに(^^)

調整自在な、ピアノです。

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする