モーツァルトの二台ソナタ第一楽章で、いちばん合わせがやっかいなところは、1stが拍の頭、2ndが裏打ちで和音を弾いていくところ。かつ、もう片手では16分音符ラッシュ!!
←無理っぽくても、まずはやってみてから考える
今回、二回目の合わせをしたときに、まず弾いてみたらばそこはがたがたになってしまった。
気を取り直して、ゆーっくり部分練習。自分の分だけ考えて「タ、タ、タ、タ…」と思っていると、「タ」と「タ」の間に次々入ってきたときになんかわけがわからなくなってしまう。そこで、「タたタたタたタた…」というふうに、相手のところも音の意識をしておいて、代わりに弾いてもらうくらいのつもりに頭を切り替えると、だんだん崩れなくなってきた。
…何回かやって…
…ちょっとスピードアップ…
…うん。わかった気がする。
それで、全体やってみると、「納得」はうまくいって大崩れはしなくなりました。めでたい。ただ、16分音符ラッシュはミスタッチなしといく保証がまったくないけれど、それはまぁねぇ。。急にはよくなるはずないから。
大問題がすっきりしたら、がぜんリラックスして合わせられるようになりました。
ちょっとゆっくりめのテンポで、録音をしてみます。これは、今後の練習用。携帯音楽プレーヤーに入れておけば、それと合わせて練習できるでしょ。YouTubeとかでいくらでも入手できる(うまい人の)音源は、私が合わせられるテンポのものがないので、自前調達ってわけです。音を外したり抜けたりしてもそんなにたたないで復活できる感じで、大過なく練習用録音が取れました。
モーツァルトは、わかりやすい和音や音階の連続で、譜読みは簡単だけど、きれいに弾くのは大変。粒ぞろい、クリアな音質、優雅なフレーズなど言い出したらきりがなくてそんなことが完璧にできるのは(実は)超絶技巧、それでいて、キレイに弾けて当たり前、キズがあればあるだけ悪目立ちして(-_-;; 怖くて人前でなんか弾けないわと思っている人は多いはず。
それはもう確かにそのとおりで、特に中高生くらいのイキのいい時期を音階も弾かずに(笑)過ごしてしまった人に料理できるような代物ではないんだけど、だから弾かないんだったら、別にこの先によりよい明日が待ってるわけじゃなし、一生終わってしまいますからね。
弾きたいからやってみる。とりあえずそれでいいじゃない??
と、腹をくくって動じなくなったのもアラフィフの効用か(^^;; (少なくとも三十いくつのころはそう思えなかったので)
shig「簡単に見える曲ほど、美しく弾くのは難しい。一生不可能」
私「でも、無理だからって弾かないんじゃ本末転倒ですよね? 一生弾かないで終わっちゃう」
shig「だからね。へたくそに、(でも)弾くってのはだいじなことなんですよ」
そうだそうだ。そう思うよ。
大崩れしないで合うようになったとはいえ、「優雅なモーツァルト」は一生かかって手の届かないはるか奥深いところに眠っているらしいけれども、表面をひっかいているだけでもとても楽しいんです。
ゆっくりで録音を取ったあと、最終的にどのくらいのテンポでいきましょうかね、ってな話になって、実験的に、「快適テンポ」で弾いてみました。やってみると…
これは楽しさ二乗~
ノリが生き生きしてきて、掛け合いのおもしろさもぐぐっとup。
滑らかな音階。
ジグザグの音形。
飾りの音符。
1stと2ndが寄り添ったり、交互に受け渡したり、バラエティー豊かに絡み合う様子は、イングリット・ヘブラーみたいなタッチでなくても(爆)十分楽しく、(つっかえなかったところは)いまのきれいだったな、とか。
わくわくわくわく(^-^)
楽しくて、気がついたらとても調子よくて、さっきのゆっくりのとミス率はあまり変わらなかったかも。というか、どうしてもダメな個所は凝縮されている(すでに明らかになっている)という感じ。単純に音階というようなところはあまりミスもなく、曲の流れの中で音階を弾いているときの気持ちは、すっかり優雅なモーツァルト。
挑戦してよかったなと。
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「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)
←無理っぽくても、まずはやってみてから考える
今回、二回目の合わせをしたときに、まず弾いてみたらばそこはがたがたになってしまった。
気を取り直して、ゆーっくり部分練習。自分の分だけ考えて「タ、タ、タ、タ…」と思っていると、「タ」と「タ」の間に次々入ってきたときになんかわけがわからなくなってしまう。そこで、「タたタたタたタた…」というふうに、相手のところも音の意識をしておいて、代わりに弾いてもらうくらいのつもりに頭を切り替えると、だんだん崩れなくなってきた。
…何回かやって…
…ちょっとスピードアップ…
…うん。わかった気がする。
それで、全体やってみると、「納得」はうまくいって大崩れはしなくなりました。めでたい。ただ、16分音符ラッシュはミスタッチなしといく保証がまったくないけれど、それはまぁねぇ。。急にはよくなるはずないから。
大問題がすっきりしたら、がぜんリラックスして合わせられるようになりました。
ちょっとゆっくりめのテンポで、録音をしてみます。これは、今後の練習用。携帯音楽プレーヤーに入れておけば、それと合わせて練習できるでしょ。YouTubeとかでいくらでも入手できる(うまい人の)音源は、私が合わせられるテンポのものがないので、自前調達ってわけです。音を外したり抜けたりしてもそんなにたたないで復活できる感じで、大過なく練習用録音が取れました。
モーツァルトは、わかりやすい和音や音階の連続で、譜読みは簡単だけど、きれいに弾くのは大変。粒ぞろい、クリアな音質、優雅なフレーズなど言い出したらきりがなくてそんなことが完璧にできるのは(実は)超絶技巧、それでいて、キレイに弾けて当たり前、キズがあればあるだけ悪目立ちして(-_-;; 怖くて人前でなんか弾けないわと思っている人は多いはず。
それはもう確かにそのとおりで、特に中高生くらいのイキのいい時期を音階も弾かずに(笑)過ごしてしまった人に料理できるような代物ではないんだけど、だから弾かないんだったら、別にこの先によりよい明日が待ってるわけじゃなし、一生終わってしまいますからね。
弾きたいからやってみる。とりあえずそれでいいじゃない??
と、腹をくくって動じなくなったのもアラフィフの効用か(^^;; (少なくとも三十いくつのころはそう思えなかったので)
shig「簡単に見える曲ほど、美しく弾くのは難しい。一生不可能」
私「でも、無理だからって弾かないんじゃ本末転倒ですよね? 一生弾かないで終わっちゃう」
shig「だからね。へたくそに、(でも)弾くってのはだいじなことなんですよ」
そうだそうだ。そう思うよ。
大崩れしないで合うようになったとはいえ、「優雅なモーツァルト」は一生かかって手の届かないはるか奥深いところに眠っているらしいけれども、表面をひっかいているだけでもとても楽しいんです。
ゆっくりで録音を取ったあと、最終的にどのくらいのテンポでいきましょうかね、ってな話になって、実験的に、「快適テンポ」で弾いてみました。やってみると…
これは楽しさ二乗~
ノリが生き生きしてきて、掛け合いのおもしろさもぐぐっとup。
滑らかな音階。
ジグザグの音形。
飾りの音符。
1stと2ndが寄り添ったり、交互に受け渡したり、バラエティー豊かに絡み合う様子は、イングリット・ヘブラーみたいなタッチでなくても(爆)十分楽しく、(つっかえなかったところは)いまのきれいだったな、とか。
わくわくわくわく(^-^)
楽しくて、気がついたらとても調子よくて、さっきのゆっくりのとミス率はあまり変わらなかったかも。というか、どうしてもダメな個所は凝縮されている(すでに明らかになっている)という感じ。単純に音階というようなところはあまりミスもなく、曲の流れの中で音階を弾いているときの気持ちは、すっかり優雅なモーツァルト。
挑戦してよかったなと。
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(今回もイラストはまたろう)