アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

練習しないことの効用

2014年09月20日 | ピアノ
「一日休むと自分にわかり、二日休むと先生にわかり、三日休むと観客にわかる」だっけ、とにかく継続的に練習をすることの大切さを説いた文言があるが(元はバレリーナの話? ピアニストの話?)、

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それはたぶん、すんごく練習してる人の話だと思う。だってもともと、毎日は練習してないものね(平均ペースでいうと、平日五日のうち三日はさわり、休日二日のうち一日は練習するくらい)。

「昨日」が練習した日か、しない日かというのは、弾いていてそんなに影響しているようには感じない。日による調子の良い悪いはあって、その誤差に埋もれている。

でも、一日二日の話ではなく、しばらく練習しなかった場合の影響というのは、確実にあると感じる。

一週間くらい、(私にしては)すごく集中して練習して、メトロノームさんのお世話にもなり(^^) udurannさんとのモーツァルト二大ソナタ仮合わせをした日のあと、実は右手親指を突き指し(-_-;; あんまりピアノを弾かなかった。弾いても、触るくらいでまじめに練習はしなかった。突き指といっても何もないところでガツッとカウンターにぶつけたという理由で、あまりアホすぎてブログにも書けず(笑) 練習する代わりになぜか気合の入った記事シリーズ(「脱力しろっていわれても」「正確性のための緊張と脱力」「それで、脱力して正確に弾くには?」)を書いたりして。

で、しばらく練習しないでいてどうなるかというと、直ってきたなーってことで練習する日もないまま予定どおりレッスンに行き、そのときはさすがにぎこちないところがあったけれど、でもその翌日とかになると、なんか突然。。

どうしてもつっかかってたところがさらっと弾けたり、頭に入らなくてガン見だったところがすんなりつながったり…

逆に、ちょっと忘れちゃって、あれあれあれになったところもあるんだけど。

なんとなく、苦労してたところほど、整理されてすっきりした印象です。

たとえば、算数の問題でどうしてもわからないのがあって、あぁでもないこうでもない、いろいろ試行錯誤したけどわからなくて、そのまま寝ちゃったという場合に、寝て起きたら突然解けたりとか。そんな感じ??

よくなったところと悪くなったところがあるんだけど、全体に、すごく楽々~に弾けて、何度か弾いてもぜんぜん腕が疲れない、というような。


もちろん、練習しないほうがいいとかそういう話ではなくて、あれこれ練習したとか、図形の問題なら補助線いろいろ試してみたとか、そういう「あがき」があったあとのブランクに意味があるんだと思うけど。

特に今回、一週間くらいすごい(当者比)集中して練習したあとに、空白期間があったので「よい面」が出たかなと思う。

「仮合わせでとにかく合わせられるように」って、とりあえず練習したときは、16分音符が連続して並んでいるところについてのみメトロノームを1刻みずつ上げていくようなことをしつつ、ゆっくりなところは飛ばしてたりとかしながら、全体の構成を眺めてみるようなこともせず、効率(とにかく合わせるという目的で)優先でやってたから。

そのあと、無意識棚卸し期間があることはわりと意味があったような気がする。

というわけで、そろそろまたエンジンかけます(^^;;


バイオリンも、数日空いたときに突然いい響きがしたりとか、どうも不思議というかつかめないところがあります。もちろん、一ヶ月に数回しか(つまりレッスンのときしか)弾かないのが何ヶ月も続いたときは(はなひめ受験のころね)サイアクでしたから、練習のしなさすぎがダメなのははっきりしてますけどね。

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