アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

「ぱちもん」と「ほんまもん」

2014年09月26日 | ピアノ
今まで何度か、「イロモノオフ」の話を書いてたと思いますが(「おろしあ」とか「幻想怪奇」とか)、次回のイロモノは来年三月で、テーマはなんと「ぱちもん」。

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何かを真似したとか、
ニセモノとか、

なんかそういういかがわしい曲を集めてこようという、怪しげな企画(^^;;

例示されているものとしては、
元ネタがあって作られた曲
・バッハの「無伴奏バイオリンのためのシャコンヌ」を編曲した、ブゾーニの「シャコンヌ」
とか、何かの様式を真似て作られた曲
・グリーグ/ホルベアの時代から(バロック組曲のぱちもん)
とか、誤った作曲者名で流布した曲
・バッハのメヌエット(ペツォルト作)
とか。

三月の企画なのにもう募集というのは早い。テーマがちょっとややこしいんで、みんなじっくりとネタを探す(仕込む)ようにという意図なんだろうか…

今日は、合わせもの練習のために「ねこカフェ(shig&夜毎屋邸)」に行ったんだけど、きーちゃんさんは早速候補曲を持参して「この曲で『ぱちもん認定』されますか?」など、ネタ確認をしていたらしい。はやっ!!

私はまだ何も目処が立っていないけれど、
「いざとなればギロックさんがいるさ!!」
と腹をくくって即参加「ぱち」(ふつうは「ぼち」したというんだけど、ぱちもんだけに)しました。

ギロックの曲は、「~風」だらけで、ちょっときれいで、弾きやすくって、ほんとぱちもん曲の王道路線だね。でもきっともっと難しい曲を弾く人ばっかり目白押しだからあんまりかぶらないと思うし。

けど、まだ日にちもたっぷりあるし、もうちょっと凝った選曲ができないか探ってみようと思います…

さっと思いついたのは、
ラヴェルの「古風なメヌエット」とか。なんかラヴェルは人気高そうな気がするな~

あるいは、モーツァルトのピアノ協奏曲を、アルカンが独奏に編曲しちゃったやつ。ピアニート公爵が弾いた曲ですが。あれはキングオブぱちもんの誉れ高い曲だと思うけど(誰か弾かないかな)、まー私には関係ありません。

あと、シューマンの「謝肉祭」の中に「ショパン」ってのがあるじゃないですか、あれって、シューマンが書いた「ショパンのノクターンのつもり」ってやつで、でもなんか聞いてみるとかなり「これじゃない」感が漂ってます。まさに、「ぱちもん」!!

私が、これってぱちもんでしょ、といってshigさんに謝肉祭の「ショパン」のことを言うと、shigさん早速楽譜を取り出してきて弾いてくれます。そうそう、これこれ。それにしても弾きにくい曲です。べたっとした和音展開で、難しくなっちゃってる上におしゃれじゃない、全体に、確かにショパンのノクターンぽいんだけど、明らかにまがい物。いいわぁ、イロモノオフにぴったり。

それからshigさんが興に乗り、次々と「ぱちもん」曲の蔵出しをしてくれたんだけど、あの書庫の中にどんだけのぱちもんが詰まってるのかって、そりゃもう驚異的です。次々、レアものの楽譜が出てきて、出でくるわ、出でくるわ、「ぱちもんおふ」を何度やっても尽きない分量のネタ曲が(笑)。

で、いろいろ弾いてくれながらも「こういうのって、いまいち真剣に練習する気がしなくてさ。下手なんだけど」などとぶつぶつ。あー、無類のぱちもん好き(っていってもいいよね?)のshigさんでもそうなんだね…

つまり、ネタ曲って、たとえば前に弾いた「じーんせいらーくーありゃくーもあるーさー♪」なんかだと、たいして練習しないで弾けるからいいんです。でも、マジ数ヶ月練習しなきゃいけないような曲で、ネタ曲って、いくらうけそうでも(ウケ命!!)きつい。飽きちゃう。

まー同じ冗談を100ぺん聞きたいか、という問題でもあるし、それから、「~風」なのはいいんだけど、曲の出来として本家よりグレードダウンしちゃってるような曲だと、やっぱり何度も鑑賞(その曲を練習するってのはそういうこと)するに耐えないんですよね。

だから、「ぱちもん」であり、かつ「ほんまもん」であるというようなものじゃないと結局はなかなか舞台にのせられない。ってことになると、ラヴェルとかやっぱり人気高そうでしょ。どうしようかな~まだしばらく探そうっと。

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そろそろ「ばんたの」の進行を考えよう。

2014年09月26日 | ピアノ
九月も終わりに近づいているので…

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「ばんたの(旧: 素人が伴奏を楽しむ会、新: ピアノももっとアンサンブル)」の進行を考えないとな。

元々の名前「素人が伴奏を楽しむ会」は趣旨からいってすばらしくフィットしていたと自画自賛しておりますが、参加者の楽器がピアノとは限らなくなってきて、まぁピアノを囲んで、でももっと広くいろんな楽器でアンサンブルを楽しむという、そういう趣旨から「ピアノももっとアンサンブル」と変えてみたんですけど。それのうまい縮め方が思いつかなくて。

だから、引き続き、略称は「ばんたの」で行きます。

出足が鈍かったですが、じわじわとエントリーが入ってきました。ざっくり並べてみたらこんな感じ。非公開/公開の別や、曲順など流動的です。曲追加、順番変更などはお早めにご相談ください。

* 聞き参加どなたでも歓迎!!(会場費1000円~ドリンク付き~)

11月23日(日)@ミュージックサロンエスプリ

【非公開レッスン】10:00~
モーツァルト アイネクライネナハトムジーク第一楽章
1st きーちゃん 2nd アンダンテ Va I. Vc さり先生

シューベルト ピアノ三重奏??
Pf N. Vc さり先生 Vn 中川V先生

ボロディン 弦楽四重奏曲第2番第3楽章「ノクターン」
1st 中川V先生 2nd きーちゃん Va I氏 Vc さり先生


【公開レッスン1】13:00~14:10
メンデルスゾーン ピアノ三重奏第二番第一楽章
Vn きーちゃん Vc さり先生 Pf スケルツオ

メンデルスゾーン ピアノ三重奏第一番第二楽章
Pf アンダンテ Vc さり先生 Vn 中川V先生

【公開レッスン2】14:20~15:30
ラフマニノフ 悲しみの三重奏曲第二番op.9第一楽章
Pf shuku Vc さり先生 Vn 中川V先生

メンデルスゾーン ピアノ三重奏第一番第一楽章
Vn アンダンテ Vc さり先生 Pf おゆき

【コンサート】16:00~
モーツァルト アイネクライネナハトムジーク第一楽章
1st きーちゃん 2nd アンダンテ Va I. Vc さり先生

チャイコフスキー「くるみ割り人形」二台ピアノ版より序曲、こんぺい糖の踊り、花のワルツ
1st スケルツオ 2nd 中川P先生

ベートーベン ロマンスト長調
Pf 夜毎屋 Vn きーちゃん

メンデルスゾーン ピアノ三重奏第二番第一楽章
Vn きーちゃん Vc さり先生 Pf スケルツオ

ピアソラの「アヴェマリア」
D.B. ania Pf スケルツオ

メンデルスゾーン ピアノ三重奏第一番第一楽章
Vn アンダンテ Vc さり先生 Pf おゆき

メンデルスゾーン ピアノ三重奏第一番第二楽章
Pf アンダンテ Vc さり先生 Vn 中川V先生

シューベルト ピアノ三重奏??
Pf N. Vc さり先生 Vn 中川V先生

フォーレ ドリーより
1st アンダンテ 2nd おゆき


ボロディン 弦楽四重奏曲第2番第3楽章「ノクターン」
1st 中川V先生 2nd きーちゃん Va I氏 Vc さり先生


ピアソラ ブエノスアイレスの秋
D.B. ania Pf スケルツオ Vn 中川V先生

ラフマニノフ 悲しみの三重奏曲第二番op.9第一楽章
Pf shuku Vc さり先生 Vn 中川V先生

(* 太字部分、9/26,9/28,10/13修正)

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