中学受験をくぐり抜けて入学した中高一貫生たちは、総じて数学はイケてるんだけど英語はそうでもなかったりする。というのが前回のお話ですが(-_-;;
←とにかくやってみなきゃ、やる気も出ないよ。
私立の中でも、非常~に乱暴にまとめると、女子校はまぁまぁ、男子校は苦戦ですね。同じレベルで比べると。
語学センスみたいなものについては男女差もそこそこあるとは思うんだけど、それより何が違うって、先生の指示をどのくらい遵守するか、みたいな部分かな。基礎も学習スタイルもゼロから作っていかなきゃいけない英語の場合、どんなすばらしい教育をしてようが、反抗期男子がそれをすべて右から左へ受け流していたら意味ナッシング。
女子なら素直とかいうつもりは別にないですけどね、たとえばうちの娘の場合…(以下自粛)。あくまでも集団として相対的にはという話。
ちなみに私が中学生だったときは、どこからどうみても素直では全くなかったですけど、というか勉強する気は微塵もなかったのですが、単なる「趣味で」、ラジオ基礎英語聞いたり、小説の日本語版と英語版を見比べたりしてました。授業は聞いてなかったし宿題もしてなかったけど。そういう、語学が趣味になる子の率も、男女で違いそうです。
語学学習が軌道に乗るまでは、何をどうしたってある程度の時間をコンスタントにかけていくことが必要ですね。
本人が趣味でやるか、自主的に勉学として励むか、あるいは学校が強制力を発揮するか(あるいは雰囲気づくりで乗せていくか)、そうでなければ塾がやるか親がやるか…
時期的に、親がやれるってこともあまりふつうは起こらないので、やっぱり塾か。
公文はどうかというと、音声教材もついてるし、音読、シャドウイングなど熱心にやれる子なら効果はあるけど、プリントで問題として出されているところの枠だけ埋めていく子にはほとんど効かない。
高度な内容で、予習復習みっちり必要なところは、そりゃちゃんとやれば力がつくだろうけど、元々やる気も英語力もいまいちな子がそんなところに乗っていけるわけはなし。
「コンスタントに時間をかける」ところをもう、塾でやらせてしまおうというところもあるそうで、レベルチェックして、学年相当に追いつくまでは「週5日来てもらいます」とかね。塾にいる間にひたすらプリントやるの。通うのもたいへんだし、つまんなそうだし(^^;; とことんやる気がない子はやっぱり塾にいる間もまともにやらないってことはあるらしいけど、それでうまくいった、ぐぐっと追いついたという子もいるらしい。そりゃね、一日二時間週五日間がりがり集中できれば、大概のことはキャッチアップできるでしょうよ、教材や指導が特別すばらしくはなくても。
宴会の最中も、何を話していても結局は「本人のやる気」という問題につまづき(爆)
もうさ、とにかくやれってばよ(怒)!!
と言い放ちたい衝動にかられるのでした。
ところで私が宴会の中でフト気づいたことがひとつ。
それは、私の場合、英語を学ぶモチベーションも特殊で、
(外国人としゃべりたくもなければ、英語を使って仕事をしたいわけでもない。原書で読みたいとかも一切ない。ただ日本語と英語というとても違う言葉のありようがおもしろい)
好みの勉強方法も特殊で、
(単語の暗記とか、多読とか大嫌い。意地でもやらない。文法とか、緻密な英文解釈とか、そういうのをコンパクトにやるのが好き)
だから自分の経験から推しはかろうとすると子どもたちの英語をなんとかするのはことごとく失敗するだろう(してきたんだろう)ってこと。
「勉強」するのが嫌だったのは私も同じなので、そこまでは子どもの気持ちがわかる(つもり)。
でも、「勉強」じゃなくてこういうのだったらおもしろいよ(←本心)、と、提示してみると、華麗にスルーされる(^^;;
底辺から浮上するときは、やはりガンガン単語暗記していくのが効いたという体験が多いみたい。ちっとも私の趣味じゃないんだけど。単語がわかれば、なんとなくは読めて、それでそこそこまでは行くらしい。
それで、覚えるときは、一日少しずつ確実に、なんてのじゃなくて、大量にざっと覚えて、それを何度も繰り返す。ある時期一気に根を詰めてやっていくと、どこかで目に見えて「成果」が上がってきて、それが次のやる気につながる。
その、最初の「一気に」をどうやって立ち上げるかというと、やっぱり「受験」とか「このままの成績じゃ高校に上がれない」とかお尻に火が付くくらいしかないんだろぅな~
偏差値とか順位とかで燃えるタイプの子なら、あえて高校受験塾に入れるのも手だけど(英語単科でいいから)。
中高一貫校では英語の授業も特殊な組み立てをしていることが多いから、合う場合はいいけど合わない場合はちっとも効果がでないということも。そういう場合はやっぱり塾とかで違う角度で触れてみると急にうまくいく場合もあるんですよね。「場合もある」だけだけど。あくまでも。
あ、あとね、塾にせっかく行くならやっぱり集団がお奨め。個別塾はよほど優秀な指導者に当たればともかく、何かがらっと変わるようなきっかけになるほどの新鮮味や強制力がないので、だらだら通ってだらだら成績はピクとも動かずというのが大方のところです。
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)
←とにかくやってみなきゃ、やる気も出ないよ。
私立の中でも、非常~に乱暴にまとめると、女子校はまぁまぁ、男子校は苦戦ですね。同じレベルで比べると。
語学センスみたいなものについては男女差もそこそこあるとは思うんだけど、それより何が違うって、先生の指示をどのくらい遵守するか、みたいな部分かな。基礎も学習スタイルもゼロから作っていかなきゃいけない英語の場合、どんなすばらしい教育をしてようが、反抗期男子がそれをすべて右から左へ受け流していたら意味ナッシング。
女子なら素直とかいうつもりは別にないですけどね、たとえばうちの娘の場合…(以下自粛)。あくまでも集団として相対的にはという話。
ちなみに私が中学生だったときは、どこからどうみても素直では全くなかったですけど、というか勉強する気は微塵もなかったのですが、単なる「趣味で」、ラジオ基礎英語聞いたり、小説の日本語版と英語版を見比べたりしてました。授業は聞いてなかったし宿題もしてなかったけど。そういう、語学が趣味になる子の率も、男女で違いそうです。
語学学習が軌道に乗るまでは、何をどうしたってある程度の時間をコンスタントにかけていくことが必要ですね。
本人が趣味でやるか、自主的に勉学として励むか、あるいは学校が強制力を発揮するか(あるいは雰囲気づくりで乗せていくか)、そうでなければ塾がやるか親がやるか…
時期的に、親がやれるってこともあまりふつうは起こらないので、やっぱり塾か。
公文はどうかというと、音声教材もついてるし、音読、シャドウイングなど熱心にやれる子なら効果はあるけど、プリントで問題として出されているところの枠だけ埋めていく子にはほとんど効かない。
高度な内容で、予習復習みっちり必要なところは、そりゃちゃんとやれば力がつくだろうけど、元々やる気も英語力もいまいちな子がそんなところに乗っていけるわけはなし。
「コンスタントに時間をかける」ところをもう、塾でやらせてしまおうというところもあるそうで、レベルチェックして、学年相当に追いつくまでは「週5日来てもらいます」とかね。塾にいる間にひたすらプリントやるの。通うのもたいへんだし、つまんなそうだし(^^;; とことんやる気がない子はやっぱり塾にいる間もまともにやらないってことはあるらしいけど、それでうまくいった、ぐぐっと追いついたという子もいるらしい。そりゃね、一日二時間週五日間がりがり集中できれば、大概のことはキャッチアップできるでしょうよ、教材や指導が特別すばらしくはなくても。
宴会の最中も、何を話していても結局は「本人のやる気」という問題につまづき(爆)
もうさ、とにかくやれってばよ(怒)!!
と言い放ちたい衝動にかられるのでした。
ところで私が宴会の中でフト気づいたことがひとつ。
それは、私の場合、英語を学ぶモチベーションも特殊で、
(外国人としゃべりたくもなければ、英語を使って仕事をしたいわけでもない。原書で読みたいとかも一切ない。ただ日本語と英語というとても違う言葉のありようがおもしろい)
好みの勉強方法も特殊で、
(単語の暗記とか、多読とか大嫌い。意地でもやらない。文法とか、緻密な英文解釈とか、そういうのをコンパクトにやるのが好き)
だから自分の経験から推しはかろうとすると子どもたちの英語をなんとかするのはことごとく失敗するだろう(してきたんだろう)ってこと。
「勉強」するのが嫌だったのは私も同じなので、そこまでは子どもの気持ちがわかる(つもり)。
でも、「勉強」じゃなくてこういうのだったらおもしろいよ(←本心)、と、提示してみると、華麗にスルーされる(^^;;
底辺から浮上するときは、やはりガンガン単語暗記していくのが効いたという体験が多いみたい。ちっとも私の趣味じゃないんだけど。単語がわかれば、なんとなくは読めて、それでそこそこまでは行くらしい。
それで、覚えるときは、一日少しずつ確実に、なんてのじゃなくて、大量にざっと覚えて、それを何度も繰り返す。ある時期一気に根を詰めてやっていくと、どこかで目に見えて「成果」が上がってきて、それが次のやる気につながる。
その、最初の「一気に」をどうやって立ち上げるかというと、やっぱり「受験」とか「このままの成績じゃ高校に上がれない」とかお尻に火が付くくらいしかないんだろぅな~
偏差値とか順位とかで燃えるタイプの子なら、あえて高校受験塾に入れるのも手だけど(英語単科でいいから)。
中高一貫校では英語の授業も特殊な組み立てをしていることが多いから、合う場合はいいけど合わない場合はちっとも効果がでないということも。そういう場合はやっぱり塾とかで違う角度で触れてみると急にうまくいく場合もあるんですよね。「場合もある」だけだけど。あくまでも。
あ、あとね、塾にせっかく行くならやっぱり集団がお奨め。個別塾はよほど優秀な指導者に当たればともかく、何かがらっと変わるようなきっかけになるほどの新鮮味や強制力がないので、だらだら通ってだらだら成績はピクとも動かずというのが大方のところです。
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)