アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

中高一貫生の英語をどうする

2015年03月04日 | 中学生活
中学受験ののち、お子さんが中高一貫校に通っていらっしゃる方。お子さんの英語は順調ですか~??

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うちの場合、こじろうの通った学校の、部活母ランチでもクラスランチでも、いつでも思うことは「満足度の高い学校だなぁ」ということ。この学校に通わせてよかった、と大満足な親がほとんどである中で、これまたみんなが口を揃えていうことには:
「でも英語がねぇ~」
「英語があともうちょっと何とかなってれば、いうことないわ」

学校の中での成績をいうならば、全員が成績悪いってのも変な話なんだけど、まぁTOEICの点数や模試みたいな外部モノが振るわないとか、こーんなことや、あーんなこともわかってなかったビックリとか、そういうことを総合してなんとなく、ほぼ例外なく悪い(特に男子)。

自分の子どもの不勉強を棚に上げていえば、「英語教育あんまりよくなかったんじゃないの」という感触を持っている、人が多いような気がする(私も…)。
#一方、数学はよかった、という声は多い。

それならよその学校ならいいのかというと、かなりの高率で「英語どげんかせんといかん」と思っている私立母がいる(アンダンテ独自調べ)。

数学はいいのかというと、それはもちろん数学で苦労してる子も当然いるんだけど、一貫校生全体でいえば、やはり数学は良い。一方、英語は良いとも言い切れないと感じてませんか??

昨日、私を含む私立中高一貫校保護者6名が集まって「英語教育を語る飲み会」というのをやったんだけど(笑)、そりゃもう現状の悩みとか、行ってみた塾がどうだったとか、体験・意見がディープに飛び交った。まぁかなりの部分、雑談に流れてはいたけど…

それで結論はといえば
「好きで、あるいは真面目で勉強する子は(たいてい)得意になる」
という当たり前な結論と、
「やってもできない子もいる」
という救いのない実感(-_-;;

あと、リスニングは短期間にまとめてやってコツをつかむといきなり急上昇することがあるけれど、リーディングはものすごく地道な長期にわたる積み重ねがどうしても必要、とか。

でも全体からなんとなく見えてきたことはといえば、まず、数学は得意になりやすく英語は難しい理由。
・中学受験勉強の中で、基礎的な訓練と勉強方法の習得が済んでいる算数/数学と、勉強が受験というある意味強制的な引力を失ったところでゼロスタートの英語。
・英語はコンスタントに時間をかけることがとても重要。数学は基礎と素質があればもうちょっとテキトーでもOK。
・中学受験というふるいでは、算数/数学の素質は見ているけれど、英語の素質は見ていない。そしてその2つはかなり別物。

そんなこんなで、各学校が工夫を凝らしてそれぞれ力の入った英語教育を施しても、いまいちヒットしないことがけっこうあるのかなと思うわけです。

教育方法が合わない、ということもあるかもしれないし、
そもそも英語を勉強する習慣が身につかない、ということもある。

そして、私立中高一貫生より公立中生のほうが有利な点というのは、
・高校受験プレッシャーがある分、嫌でも多少やる。
・どのみち塾に行って勉強するので、学校よりはその時その時に自分に合ったところを柔軟に選べる。
とかかな。こじろうの学校でも、英語は高入生のほうが強く、数学は中入生のほうが強いみたいなところはなんとなくある。ただ、高入生もあっという間に染まって英語が弱くなることが多いらしいが(爆)

(つづく)

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コメント (11)
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