今住んでいるマンションは、またろうが生まれるちょっと前に買ったもので、だから二十数歳…
←長く快適に住むには手を入れ続けてくってこと。それはいいけど
ともなると、いろいろ不満が出てくるわけです。もちろん、それだけの間に「老朽化」した部分もありますが(人間も相当老朽化してる…)、元々の仕様というか、そういうものも時代と共に変わってくるので、新しいマンションなら標準搭載のものが入っていない、というようなこともあります。
そのひとつが「窓の断熱」。ま、ふつうのシングルガラスのサッシが入っていますが、これと、断熱ペアガラス仕様では夏冬の快適さがまったく異なります。
うちでは、2010年に一番気になるところの窓を工事→断熱・防音 ペアガラス
残りは、2014年に工事して、家中の開口部は全部断熱工事済みになりました。
いやーこれはやってよかったですよ。冷暖房効きやすく、暖房を切って一晩経った朝もキビシくなく、窓を閉めると静か(ということは、家の中の音も漏れにくい)。
もちろん、管理組合に許可は取りますが、個人の判断(と費用)で依頼した工事です。
ところがこのたび、団地全体で窓断熱工事をするという話が持ち上がりまして、最初は、「そーお、窓断熱いいよ、みんなやればー??(うちは済んでるけど)」というくらいでスルーしかけたんですけど、違いました。
すでに工事をしたことのある家(うちだけではない)も含めて、全戸全窓工事をすることにして、国の補助金事業に応募する
という大々的な話でした。えぇーー(o_o) うちもやるんすか?? また??
それで慌てて説明会に行ってきました。マンション改修のコンサルをやるところと、それから今回の工事をやろうとしている住宅設備会社の方がいらしてて、窓断熱どんなにいいかっていう、プレゼンをなさいます。それはもう、窓断熱いいっすよって私も思ってはいるんですけど…
補助金というのは、国の補正予算がなんたらかんたらで、年度末に残りのお金を配りたくなると出てくる話なんですけど、開示から募集までがとにかく急で、申請書類も複雑怪奇ですから、トーシロがなかなか手を出せるもんじゃありません。今回の会社さんは大きいところで、補助金取り慣れてるんで、だからそもそもどういうルートでだか情報をキャッチして初動が早いし(なにしろ、団地説明会が開かれたのは、募集の告知があった翌日)、申請書書きのスキルもバッチリですよという。
団地全体で1億6千万円くらいの工事になり、そのうち4000万円を補助金でもらうという心づもり。
ざっくり1/4もらえると思うとそりゃでかいんだけど、しかし、ちょっと待て。
・なんでこんなに唐突に話が出てきて、よく話し合う暇もなくあっという間に決めないといけないの?
・なんで(数年後に予定されている)大規模修繕のときじゃなくて今なの?
・なんで相見積もりも取らないで一社のいい値で決まるの?
・なんで、工事やっちゃった家も含めて全部また工事するの?
…それは、補助金もらうってそういうことなの。
思えば、うちは工事するとき「エコポイント」もらってるわけ。今回もらったらいわば二重取りよ!? (別にうちはトクしてないけど) どこがエコなんだか。
考えてみれば、一戸当たり100万円ってずいぶんな金額。うちは角部屋なので、南北だけじゃなくて西面に長々と窓があるせいで、平均よりずっと窓が多いんだけど、それでも合計八十何万か。仕様は今回のとちょっと違うからそのままは比べられないけれど、Low-E ペアガラスとか、基本的には同じなので、今回もらった資料によれば、1割高くらいのはずなんだけどね…
マンション全体が断熱窓になって居住性がアップして、みんなが大切に長く住める役に立ったら、それはいいと思う。けど、補助金あるならもらわなきゃ、みたいに急がされた上で、でかい会社が補助金分吸い取って、実質ぜんぜんそこまでお得でないみたいな構図は、嫌だねぇ。
というわけで、複雑な気持ちのまま、次週臨時総会、決定です。
にほんブログ村 ピアノ ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育
「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)
←長く快適に住むには手を入れ続けてくってこと。それはいいけど
ともなると、いろいろ不満が出てくるわけです。もちろん、それだけの間に「老朽化」した部分もありますが(人間も相当老朽化してる…)、元々の仕様というか、そういうものも時代と共に変わってくるので、新しいマンションなら標準搭載のものが入っていない、というようなこともあります。
そのひとつが「窓の断熱」。ま、ふつうのシングルガラスのサッシが入っていますが、これと、断熱ペアガラス仕様では夏冬の快適さがまったく異なります。
うちでは、2010年に一番気になるところの窓を工事→断熱・防音 ペアガラス
残りは、2014年に工事して、家中の開口部は全部断熱工事済みになりました。
いやーこれはやってよかったですよ。冷暖房効きやすく、暖房を切って一晩経った朝もキビシくなく、窓を閉めると静か(ということは、家の中の音も漏れにくい)。
もちろん、管理組合に許可は取りますが、個人の判断(と費用)で依頼した工事です。
ところがこのたび、団地全体で窓断熱工事をするという話が持ち上がりまして、最初は、「そーお、窓断熱いいよ、みんなやればー??(うちは済んでるけど)」というくらいでスルーしかけたんですけど、違いました。
すでに工事をしたことのある家(うちだけではない)も含めて、全戸全窓工事をすることにして、国の補助金事業に応募する
という大々的な話でした。えぇーー(o_o) うちもやるんすか?? また??
それで慌てて説明会に行ってきました。マンション改修のコンサルをやるところと、それから今回の工事をやろうとしている住宅設備会社の方がいらしてて、窓断熱どんなにいいかっていう、プレゼンをなさいます。それはもう、窓断熱いいっすよって私も思ってはいるんですけど…
補助金というのは、国の補正予算がなんたらかんたらで、年度末に残りのお金を配りたくなると出てくる話なんですけど、開示から募集までがとにかく急で、申請書類も複雑怪奇ですから、トーシロがなかなか手を出せるもんじゃありません。今回の会社さんは大きいところで、補助金取り慣れてるんで、だからそもそもどういうルートでだか情報をキャッチして初動が早いし(なにしろ、団地説明会が開かれたのは、募集の告知があった翌日)、申請書書きのスキルもバッチリですよという。
団地全体で1億6千万円くらいの工事になり、そのうち4000万円を補助金でもらうという心づもり。
ざっくり1/4もらえると思うとそりゃでかいんだけど、しかし、ちょっと待て。
・なんでこんなに唐突に話が出てきて、よく話し合う暇もなくあっという間に決めないといけないの?
・なんで(数年後に予定されている)大規模修繕のときじゃなくて今なの?
・なんで相見積もりも取らないで一社のいい値で決まるの?
・なんで、工事やっちゃった家も含めて全部また工事するの?
…それは、補助金もらうってそういうことなの。
思えば、うちは工事するとき「エコポイント」もらってるわけ。今回もらったらいわば二重取りよ!? (別にうちはトクしてないけど) どこがエコなんだか。
考えてみれば、一戸当たり100万円ってずいぶんな金額。うちは角部屋なので、南北だけじゃなくて西面に長々と窓があるせいで、平均よりずっと窓が多いんだけど、それでも合計八十何万か。仕様は今回のとちょっと違うからそのままは比べられないけれど、Low-E ペアガラスとか、基本的には同じなので、今回もらった資料によれば、1割高くらいのはずなんだけどね…
マンション全体が断熱窓になって居住性がアップして、みんなが大切に長く住める役に立ったら、それはいいと思う。けど、補助金あるならもらわなきゃ、みたいに急がされた上で、でかい会社が補助金分吸い取って、実質ぜんぜんそこまでお得でないみたいな構図は、嫌だねぇ。
というわけで、複雑な気持ちのまま、次週臨時総会、決定です。
にほんブログ村 ピアノ ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育
「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)