前に 「電子工作女子。」という記事を書きましたが、続きが出ていたので、ハルロックの二巻と三巻をイッキ読みしました。
←音楽好きな人と結婚するというプランもあったはずなのだが
二巻に入ると、主人公のハルちゃんは成長して(ふっ切れて?)自ら電子工作の普及に努めるくらいになっています。その点については空回りが多いようですが。
そして、ここへきてついにこの漫画のテーマが明確化してきたと思うんですが、それは、
「電子工作で恋愛は成就するのか?」
ということです。この問い立てについて、まずひとつには「電子工作で気の利いたグッズを作り、それをきっかけに親しくなることができるか?」というとらえ方があります。そういう話も実際に出てきて、第10話「神保町デートマスター」では、謎解きしながらポイントを回るようなGPS内蔵のデジタルスタンプカードが作られたりします。あるいは、工業高校の文化祭で、揺れるとチカチカ光るアクセサリーを売って女の子を呼び込んだりしてます。けどまぁそういうのは小粒な話です。別に電子工作でなくても、何でもいいわけで。
やはりこの漫画ならではの問い立てというのは、男子ばかりが好みがちな趣味にどっぷりはまった(あるいは少なくとも興味関心のある)女子がいたら、相性ばっちり幸せなカップルが誕生するのかどうか、ということでしょう。
電子工作好きなハルに目を付けた男子が、じいちゃんの店(家電修理屋)にハルを連れてくるシーンがあります。
「また変わった子を連れてきたな」
「…じいちゃん 真空管は美しいよね」
「? ああ」
「じいちゃんにもらった未使用のロクタル管…どんな宝石よりも美しい」
「まあな」
「そして300Bシングル真空管アンプ これまたすばらしいよね」
「そうだな」
「直熱三極管が奏でる優しい音色をBGMにして
(ロクタル管を女の子に渡して)”これを君に” ”これを私に!?”
って泣いちゃうような女の子が俺の理想の人なんだ」
「いねーよそんな女」←じいちゃん全力のツッコミ
けどまぁ、ハルならそんな感じに近いかもしれないわけです。
電子工作男子ならみんなこんなこと↑を考えているかというとそんなことはなくて、むしろ女子がいない空間で存分にやりたいことに熱中していて、半端に女子が混ざってくるほうが邪魔という人も多いと思われます。いや、そっちのほうが多数派かな? (アンダンテ調べ、調査対象は将棋部とコンピュータサークル)
ですが、女子が自分のやってることに興味を示してくれたり、話を聞いてくれたりすればそれはうれしいという人も一定の割合で存在します。つまり、数からいえば、レアな電子工作女子には、ありあまるほどのBF候補がいるわけで、顔の良しあしに関わらずモテます(ハルちゃんは外見もちゃんとかわいいらしいけど)。
今のところ、ハルにその気がない(恋愛に興味がない)ところから何ごとも起こらないでいる状態です。待て次号。
ところで私は、よしぞうに出会ったころ、文化祭の手伝い(デジタルオーディオ装置のデモンストレーション)をしたり、いっしょにオーディオフェアに行ったりしたものです。それは別に、結婚相手としてよさげな人を探すために「そういうもの」への興味を取り繕っていたわけではもちろんなく、実際におもしろいと思ったからくっついて歩いていたわけですが。
結婚してからは…
そんな混んでるフェア会場なんてわざわざ行きたくないしー
電子工作ももちろんしないし(^^;;
新製品についてよしぞうがアツく語っても大概わりとフーンって聞き流すし、
…これはあれか?? 釣った魚に餌をやらないとか(←おやじくさい)
ひょっとしたら、結婚詐欺と思われているかもしれない。
あくまでも、意図的な詐欺ではないんですが。
だってね、何かに熱中している人って魅力的だし、その人をよく知るにはその話題に入り込むのが一番近道。自分がその筋のマニアになりたいわけではなくとも、入り口とか概略だけでもいいから興味を持っていれば手っ取り早いんですよ。要するに、よしぞうという「人」に興味があったからオーディオなどもおもしろいと感じたんです、たぶん。
だから、「何か」深堀りした分野を持っている人と、少なくともそれを聞く気のある人。この組み合わせなら、恋愛は成就しやすいと思うんです。電子工作でなくてもいいけど。ただ、だからといって一緒にマニア道を突っ走ってくれるかというとそうとも限らない。だって結婚した後になれば、生活そのものがあるんだから、オーディオの話をしなくたって、いくらでも話すことがあるものねぇ。
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「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)
←音楽好きな人と結婚するというプランもあったはずなのだが
二巻に入ると、主人公のハルちゃんは成長して(ふっ切れて?)自ら電子工作の普及に努めるくらいになっています。その点については空回りが多いようですが。
そして、ここへきてついにこの漫画のテーマが明確化してきたと思うんですが、それは、
「電子工作で恋愛は成就するのか?」
ということです。この問い立てについて、まずひとつには「電子工作で気の利いたグッズを作り、それをきっかけに親しくなることができるか?」というとらえ方があります。そういう話も実際に出てきて、第10話「神保町デートマスター」では、謎解きしながらポイントを回るようなGPS内蔵のデジタルスタンプカードが作られたりします。あるいは、工業高校の文化祭で、揺れるとチカチカ光るアクセサリーを売って女の子を呼び込んだりしてます。けどまぁそういうのは小粒な話です。別に電子工作でなくても、何でもいいわけで。
やはりこの漫画ならではの問い立てというのは、男子ばかりが好みがちな趣味にどっぷりはまった(あるいは少なくとも興味関心のある)女子がいたら、相性ばっちり幸せなカップルが誕生するのかどうか、ということでしょう。
電子工作好きなハルに目を付けた男子が、じいちゃんの店(家電修理屋)にハルを連れてくるシーンがあります。
「また変わった子を連れてきたな」
「…じいちゃん 真空管は美しいよね」
「? ああ」
「じいちゃんにもらった未使用のロクタル管…どんな宝石よりも美しい」
「まあな」
「そして300Bシングル真空管アンプ これまたすばらしいよね」
「そうだな」
「直熱三極管が奏でる優しい音色をBGMにして
(ロクタル管を女の子に渡して)”これを君に” ”これを私に!?”
って泣いちゃうような女の子が俺の理想の人なんだ」
「いねーよそんな女」←じいちゃん全力のツッコミ
けどまぁ、ハルならそんな感じに近いかもしれないわけです。
電子工作男子ならみんなこんなこと↑を考えているかというとそんなことはなくて、むしろ女子がいない空間で存分にやりたいことに熱中していて、半端に女子が混ざってくるほうが邪魔という人も多いと思われます。いや、そっちのほうが多数派かな? (アンダンテ調べ、調査対象は将棋部とコンピュータサークル)
ですが、女子が自分のやってることに興味を示してくれたり、話を聞いてくれたりすればそれはうれしいという人も一定の割合で存在します。つまり、数からいえば、レアな電子工作女子には、ありあまるほどのBF候補がいるわけで、顔の良しあしに関わらずモテます(ハルちゃんは外見もちゃんとかわいいらしいけど)。
今のところ、ハルにその気がない(恋愛に興味がない)ところから何ごとも起こらないでいる状態です。待て次号。
ところで私は、よしぞうに出会ったころ、文化祭の手伝い(デジタルオーディオ装置のデモンストレーション)をしたり、いっしょにオーディオフェアに行ったりしたものです。それは別に、結婚相手としてよさげな人を探すために「そういうもの」への興味を取り繕っていたわけではもちろんなく、実際におもしろいと思ったからくっついて歩いていたわけですが。
結婚してからは…
そんな混んでるフェア会場なんてわざわざ行きたくないしー
電子工作ももちろんしないし(^^;;
新製品についてよしぞうがアツく語っても大概わりとフーンって聞き流すし、
…これはあれか?? 釣った魚に餌をやらないとか(←おやじくさい)
ひょっとしたら、結婚詐欺と思われているかもしれない。
あくまでも、意図的な詐欺ではないんですが。
だってね、何かに熱中している人って魅力的だし、その人をよく知るにはその話題に入り込むのが一番近道。自分がその筋のマニアになりたいわけではなくとも、入り口とか概略だけでもいいから興味を持っていれば手っ取り早いんですよ。要するに、よしぞうという「人」に興味があったからオーディオなどもおもしろいと感じたんです、たぶん。
だから、「何か」深堀りした分野を持っている人と、少なくともそれを聞く気のある人。この組み合わせなら、恋愛は成就しやすいと思うんです。電子工作でなくてもいいけど。ただ、だからといって一緒にマニア道を突っ走ってくれるかというとそうとも限らない。だって結婚した後になれば、生活そのものがあるんだから、オーディオの話をしなくたって、いくらでも話すことがあるものねぇ。
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)