誰かのピアノ演奏を聞いていて、「あ~、この曲弾いてみたい!!」ってスゴク思うときってあるけど、これは、
←結局好き嫌いというか相性なのか、ある程度普遍的なものもあるのか??
うまい演奏ならそう思うかっていうと、別にそういうことではない。
もちろん、あんまり下手で、その曲のいいところが全然わけわからんかったら、弾きたいとは思わないだろうけど。
むしろ、ただうまいプロが難なく弾いていても、それは「観賞専用モード」が自動的に入っているのか、そういう意味では心動かされないことが多いと思う。自分のこととして引き寄せて考えることができない、というか。
難なくソツなくというよりは、少々難アリでもいいから、弾いてる人が「この曲好き」オーラを発していて、むしろ演奏としてはあまり完成してなくて無理目なんだけど、それだけにほんとに弾きたいんだなとか、「で、特にココ、このフレーズがいいんですよ!!」みたいな主張があったりすると「ぐぐっ」と来やすいのかな?? 何かしら「つかみ」がある演奏。
これまで聞いたことがない曲で、「こんな曲もあったのかぁ」という未知の世界を展開してくれてもいいし、逆に、
耳タコと思っていた曲の、「こんな一面もあったのかぁ」という意外な世界を展開してくれてもいい。
だから、ピアノのオフ会は、「この曲弾いてみたい!!」の宝庫。
先日の「ピアノと戯れるの会」では、各々思うがままにピアノと戯れていたので、心ひかれる演奏が多かった。
特に印象に残っているのは、YUMIさんのクレメンティ、clalaさんの献呈、ひつじさんのドビュッシー、ヨーコ先生のバルトーク。(今回に限っていえば、演奏としても上手だったものばっかりだけど、別にいつもそうというわけではない。)
そんなことをつらつら考えていたのは、今日、携帯プレーヤーに新しいCDを入れたのを聞きながら来たんですね。
携帯プレーヤーといっても、前からずっと使ってたウォークマンじゃなくて、スマホです。スマホを携帯プレーヤーとして使おうと決めてから日が浅いので、まだこれには「四月は君の嘘」CDしか入ってない状態でした。それで、来る日も来る日も行き帰りに阪田演奏を聞いていたわけですが(笑) それでまだ全然飽きてはいないんだけど、それだけというのもどうかと思って、今朝もう一枚入れました。
牛田智大 「献呈~リスト&ショパン」
これ、おまけDVD(演奏動画)もついてて、(私のような)ショタ好きにはたまらない逸品です(^^;; けど…
違うの、何か。
すごくうまくて非の打ちどころないし、繊細なところから迫力あるところまで、何も文句はないんだけれど、「あーこれ弾きたい~」の、辛抱たまらん感じがまったく沸かないんです。
阪田演奏のほうは、それこそ木枯らしやバラ1なんていう、弾きたいなんて、「寝言は寝ていえよ」レベルの曲ばっかりなのに、弾いてみたくてみたくてたまらなかったし、毎日変わらぬ録音を聞き続けても全然、新鮮味(私にとっての「つかみ」)は衰えることがなかったのに。
アマチュア演奏の場合、演奏にいろんな傷やゆがみがあることでかえって、「んー私ならこう弾きたいけどなぁ」と思って、「弾きたい」度がアップするようなこともあるんだけど、阪田演奏はそれとは関係ない。技術的にはまったく隙なく、演奏の傾向といってもわりとスタンダードで、けれん味(*)のない爽やか系だけどね?
いったい何が違うのかなー
(これまで、プロが弾いた演奏を聞いて、すごーく弾きたくなってしまって、実際に弾いた曲は、内藤晃先生の吉松「4つの小さな夢の歌」、おゆき先生のブラームス「三つの間奏曲」、パスカル・ロジェのプーランクノクターン、ピアニートのアルカンバルカローレ)
(*) けれん味てんこもりの、ランランの演奏とかも好きです。
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)
←結局好き嫌いというか相性なのか、ある程度普遍的なものもあるのか??
うまい演奏ならそう思うかっていうと、別にそういうことではない。
もちろん、あんまり下手で、その曲のいいところが全然わけわからんかったら、弾きたいとは思わないだろうけど。
むしろ、ただうまいプロが難なく弾いていても、それは「観賞専用モード」が自動的に入っているのか、そういう意味では心動かされないことが多いと思う。自分のこととして引き寄せて考えることができない、というか。
難なくソツなくというよりは、少々難アリでもいいから、弾いてる人が「この曲好き」オーラを発していて、むしろ演奏としてはあまり完成してなくて無理目なんだけど、それだけにほんとに弾きたいんだなとか、「で、特にココ、このフレーズがいいんですよ!!」みたいな主張があったりすると「ぐぐっ」と来やすいのかな?? 何かしら「つかみ」がある演奏。
これまで聞いたことがない曲で、「こんな曲もあったのかぁ」という未知の世界を展開してくれてもいいし、逆に、
耳タコと思っていた曲の、「こんな一面もあったのかぁ」という意外な世界を展開してくれてもいい。
だから、ピアノのオフ会は、「この曲弾いてみたい!!」の宝庫。
先日の「ピアノと戯れるの会」では、各々思うがままにピアノと戯れていたので、心ひかれる演奏が多かった。
特に印象に残っているのは、YUMIさんのクレメンティ、clalaさんの献呈、ひつじさんのドビュッシー、ヨーコ先生のバルトーク。(今回に限っていえば、演奏としても上手だったものばっかりだけど、別にいつもそうというわけではない。)
そんなことをつらつら考えていたのは、今日、携帯プレーヤーに新しいCDを入れたのを聞きながら来たんですね。
携帯プレーヤーといっても、前からずっと使ってたウォークマンじゃなくて、スマホです。スマホを携帯プレーヤーとして使おうと決めてから日が浅いので、まだこれには「四月は君の嘘」CDしか入ってない状態でした。それで、来る日も来る日も行き帰りに阪田演奏を聞いていたわけですが(笑) それでまだ全然飽きてはいないんだけど、それだけというのもどうかと思って、今朝もう一枚入れました。
牛田智大 「献呈~リスト&ショパン」
これ、おまけDVD(演奏動画)もついてて、(私のような)ショタ好きにはたまらない逸品です(^^;; けど…
違うの、何か。
すごくうまくて非の打ちどころないし、繊細なところから迫力あるところまで、何も文句はないんだけれど、「あーこれ弾きたい~」の、辛抱たまらん感じがまったく沸かないんです。
阪田演奏のほうは、それこそ木枯らしやバラ1なんていう、弾きたいなんて、「寝言は寝ていえよ」レベルの曲ばっかりなのに、弾いてみたくてみたくてたまらなかったし、毎日変わらぬ録音を聞き続けても全然、新鮮味(私にとっての「つかみ」)は衰えることがなかったのに。
アマチュア演奏の場合、演奏にいろんな傷やゆがみがあることでかえって、「んー私ならこう弾きたいけどなぁ」と思って、「弾きたい」度がアップするようなこともあるんだけど、阪田演奏はそれとは関係ない。技術的にはまったく隙なく、演奏の傾向といってもわりとスタンダードで、けれん味(*)のない爽やか系だけどね?
いったい何が違うのかなー
(これまで、プロが弾いた演奏を聞いて、すごーく弾きたくなってしまって、実際に弾いた曲は、内藤晃先生の吉松「4つの小さな夢の歌」、おゆき先生のブラームス「三つの間奏曲」、パスカル・ロジェのプーランクノクターン、ピアニートのアルカンバルカローレ)
(*) けれん味てんこもりの、ランランの演奏とかも好きです。
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)