ピアノがいくらうまい人でも、その人が嫌々とか、やる気なく弾いてたら心揺さぶられる演奏にはなりませんよね。
←下手の横好き。横車を押すがごとく難曲を。
ピアノが非常にうまい音高生が我が家のホームコンサートや「ばんたの」で演奏してくれるって場合に、「定期テスト(もしくは課題)で弾いた曲」ってことがあるんですが、それだとなんか「あぁ好きじゃないのね」って感じのものもあります…ゆかりちゃんのショパンとか、Yoko息子1くんのバッハとか。
本人がやりたくてやってる曲だともう別人すばらしさですよ(ゆかりちゃんのバッハとかYoko息子1くんのグリーグコンチェルトとか)。曲と演奏者一体となってオーラ出てます。
あるいは、うまいアマチュアがいろいろ出てくるコンサートを聞きに行ったときに、ゲスト出演で一人だけプロが出てきたんですが(どっかの音大の先生やってるおじさん?)、みんなが知ってそうな曲やっとけばいいでしょ? みたいな投げやりな選曲と演奏、ショパンのワルツとかいくつか弾いてましたがもうほんとオマエ出てくんな!!(怒)って感じでした。そんなにうまくもなかったですが(爆)つまらなさ魅力なさ半端ないです。
その逆に、「どぉーしてもこの曲が弾きたいの」っていう、下手なアマチュアの無理な演奏がしみじみ良いって場合があります。
これまでに一回だけステップに出たことあるんですが、そのときにショパンのスケルツォ二番を弾いてたおじさま。ピアノの技術的には私よりもっと下手くらい(o_o)なのにこの曲(!)。必死に弾いてましたが、それをなんというかひとりよがりな勝手に無理なだけの演奏(←日本語がおかしい)って感じではなくて、自分のできる範囲ではあっても曲の魅力を聞き手に伝えようとしているというか、曲としてまとめて表現しようとしているというか。
妙に印象に残る演奏でした。
あと、60歳定年からピアノを始めて10年経ったというおばさまの、ちょっと訥々とした感じの「乙女の祈り」とか。
「弾けている」とは言い難いのにすごく心惹かれる演奏っていうのがあるものです。
私も他人のことはいえないくらい、無理な曲にいろいろ挑戦してきましたが、無理な中にも、
「ただ崩壊しただけのつまんない演奏」に終わったものと
「無理な中にところどころおもしろさの光る演奏」になったものがあるような気がするんです。
前者は…あまり言いたくはないけど、おろしあおふで弾いたプロコとか。ヤマハでピアノ習ってたころでいうと、ショパンバラ1とか、プーランクね。
後者は…ヤマハの先生が「絶対無理と思ったけど意外にも楽しかった」といった曲が「道化師の朝の歌」(!) それと、自分的には、ブラームスソナタOp.5第二楽章です。
この録音は、私にとって初のピアノコミュオフ会参加、2011年4月の戯れ会のときのものです。そういう意味でもエポックメーキングというか節目的な意味もあるわけですが…
これまで、曲は自分で選ぶにしても、どう弾くかは先生のところに持って行ってどうにかしてもらうというスタンスであったところ、ピアノを習うのをやめてしまって初めて自力で譜読みした曲を人前で弾こうとしたのがコレ。
なのになんで、こんなややこしい曲。ってもうそれは、とてもとても気に入っちゃった、惚れこんじゃったからにほかなりません。
今録音を聞き直すと、あきれるくらい弾けてないんですが、この曲が気に入ってることはすごくわかるというか、妙な迫力があります。
あらためて聞いてたら…いやーこの曲弾きたいわ、って思っちゃって、それでこの曲で「音楽の星座」にエントリーしちゃいました(^^;;
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「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)
←下手の横好き。横車を押すがごとく難曲を。
ピアノが非常にうまい音高生が我が家のホームコンサートや「ばんたの」で演奏してくれるって場合に、「定期テスト(もしくは課題)で弾いた曲」ってことがあるんですが、それだとなんか「あぁ好きじゃないのね」って感じのものもあります…ゆかりちゃんのショパンとか、Yoko息子1くんのバッハとか。
本人がやりたくてやってる曲だともう別人すばらしさですよ(ゆかりちゃんのバッハとかYoko息子1くんのグリーグコンチェルトとか)。曲と演奏者一体となってオーラ出てます。
あるいは、うまいアマチュアがいろいろ出てくるコンサートを聞きに行ったときに、ゲスト出演で一人だけプロが出てきたんですが(どっかの音大の先生やってるおじさん?)、みんなが知ってそうな曲やっとけばいいでしょ? みたいな投げやりな選曲と演奏、ショパンのワルツとかいくつか弾いてましたがもうほんとオマエ出てくんな!!(怒)って感じでした。そんなにうまくもなかったですが(爆)つまらなさ魅力なさ半端ないです。
その逆に、「どぉーしてもこの曲が弾きたいの」っていう、下手なアマチュアの無理な演奏がしみじみ良いって場合があります。
これまでに一回だけステップに出たことあるんですが、そのときにショパンのスケルツォ二番を弾いてたおじさま。ピアノの技術的には私よりもっと下手くらい(o_o)なのにこの曲(!)。必死に弾いてましたが、それをなんというかひとりよがりな勝手に無理なだけの演奏(←日本語がおかしい)って感じではなくて、自分のできる範囲ではあっても曲の魅力を聞き手に伝えようとしているというか、曲としてまとめて表現しようとしているというか。
妙に印象に残る演奏でした。
あと、60歳定年からピアノを始めて10年経ったというおばさまの、ちょっと訥々とした感じの「乙女の祈り」とか。
「弾けている」とは言い難いのにすごく心惹かれる演奏っていうのがあるものです。
私も他人のことはいえないくらい、無理な曲にいろいろ挑戦してきましたが、無理な中にも、
「ただ崩壊しただけのつまんない演奏」に終わったものと
「無理な中にところどころおもしろさの光る演奏」になったものがあるような気がするんです。
前者は…あまり言いたくはないけど、おろしあおふで弾いたプロコとか。ヤマハでピアノ習ってたころでいうと、ショパンバラ1とか、プーランクね。
後者は…ヤマハの先生が「絶対無理と思ったけど意外にも楽しかった」といった曲が「道化師の朝の歌」(!) それと、自分的には、ブラームスソナタOp.5第二楽章です。
この録音は、私にとって初のピアノコミュオフ会参加、2011年4月の戯れ会のときのものです。そういう意味でもエポックメーキングというか節目的な意味もあるわけですが…
これまで、曲は自分で選ぶにしても、どう弾くかは先生のところに持って行ってどうにかしてもらうというスタンスであったところ、ピアノを習うのをやめてしまって初めて自力で譜読みした曲を人前で弾こうとしたのがコレ。
なのになんで、こんなややこしい曲。ってもうそれは、とてもとても気に入っちゃった、惚れこんじゃったからにほかなりません。
今録音を聞き直すと、あきれるくらい弾けてないんですが、この曲が気に入ってることはすごくわかるというか、妙な迫力があります。
あらためて聞いてたら…いやーこの曲弾きたいわ、って思っちゃって、それでこの曲で「音楽の星座」にエントリーしちゃいました(^^;;
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(今回もイラストはまたろう)