めるちゃん(シンメルグランド)を初めて試弾したとき、気に入ったのはそのやわらかい音色、味のある響きだけではなくて、その弾きやすさ。
←弾いてるとき楽しいのがいちばんだけどね
キーは軽めで、なによりムラがない!! 手ごたえが不ぞろいなところがなくて、スムーズに打鍵でき、しかもそれで出てくる音が予想どおりの…ってなんか変な表現だけど、ピアノによっては、同じように弾いたつもりでも、音が出過ぎちゃったり、鳴り損ねたり、「私そんなつもりじゃなかったのに」って思うことないですか?? そういうのがないの。
めるちゃんを弾いてて、気持ちよく弾けるとか、うまくなったような気がして弾けるとかいうのは、「そのタッチのムラのなさ」にかなり起因しているかなと思います。
鳴りすぎたり鳴りそこなったり、なんか自分の予想と違う動作をするピアノを弾いていると(それはつまり慣れないピアノで人前で弾いているということでもあるので)どんどん緊張してきてパニクってコケる。というのがよくあるパターン。ひところよりはだいぶマシになったとは思いますが(慣れた、開き直った)。
それで、おうちでめるちゃん弾いてれば幸せなんですけど(その時間がなかなか取れないんだけど!!)、
それって、別に私がうまくなったからきれいに弾けてるわけじゃないので。
同じ技量で、やまちゃん(ヤマハアップライト)弾くよりも、めるちゃん弾くほうが、きれいに弾けてきれいに響く。ということでしょ。
もちろんこれは、チョビくん(現在のマイバイオリン)を買ったときにも起こったこと。自分が1ミリたりともうまくならなくたって、本体・ケース・弓・松脂すべて込みで6万円だったスズキで弾くより、チョビくんで弾けば弾きやすいからミスも減るし音色もきれいになるし、突然うまくなったような錯覚に陥ることができました。
でも、それはまぁ「錯覚」ではあっても、錯覚から出たまことというか、実際、発表会のときはチョビくんで弾くわけで、そしたらちゃんとうまくなったように聞こえるんで、結果オーライ。(かな?)
要するに、実際問題、バイオリンの場合はマイ楽器で弾いたときの聞こえ方をその人の技量といっても、さほど間違いじゃないような気がするんです。
でも、ピアノの場合は、おうちで弾きやすいピアノを弾いて気分よく鳴っていたって、発表会にはそれを連れていけないでしょ。
としたら、めるちゃんに慣れちゃうと、うまくなるどころか、ムラがあったり鍵盤が重かったりと、私にとって弾きにくいピアノで弾いたときによけい下手になったりして(o_o;;
…どうなんだろ。
というようなことを、某所で出た話題を読みながら思ったのでした。
その話題というのは、昭和のピアノ奏法というのは、湿気で重くなった鍵盤をものともせずぶったたくためにハイフィンガーでガツガツ弾くのが流行ってしまったというような傾向があったとかなかったとかそんな話でした。
「トレーニングのためにあえて重い鍵盤のピアノで練習する」みたいなね。
(おーもーいーーこんだーら、しれんーのーみーちーを~)
今時そんなこと(鉄下駄でうさぎ跳び)をする人も滅多にいないでしょうけど、じゃあ逆に、弾きやすいピアノでばっかり練習してるとどんな影響があるんだろう。とか思ったのでした。
特に、めるちゃんは、うるさい耳障りな音が出にくいので、多少がつんと弾いてても家ではちっとも気にならないってことがあるんです。よそのピアノを同じ調子で弾いたら、ひゃーーってなります。
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)
←弾いてるとき楽しいのがいちばんだけどね
キーは軽めで、なによりムラがない!! 手ごたえが不ぞろいなところがなくて、スムーズに打鍵でき、しかもそれで出てくる音が予想どおりの…ってなんか変な表現だけど、ピアノによっては、同じように弾いたつもりでも、音が出過ぎちゃったり、鳴り損ねたり、「私そんなつもりじゃなかったのに」って思うことないですか?? そういうのがないの。
めるちゃんを弾いてて、気持ちよく弾けるとか、うまくなったような気がして弾けるとかいうのは、「そのタッチのムラのなさ」にかなり起因しているかなと思います。
鳴りすぎたり鳴りそこなったり、なんか自分の予想と違う動作をするピアノを弾いていると(それはつまり慣れないピアノで人前で弾いているということでもあるので)どんどん緊張してきてパニクってコケる。というのがよくあるパターン。ひところよりはだいぶマシになったとは思いますが(慣れた、開き直った)。
それで、おうちでめるちゃん弾いてれば幸せなんですけど(その時間がなかなか取れないんだけど!!)、
それって、別に私がうまくなったからきれいに弾けてるわけじゃないので。
同じ技量で、やまちゃん(ヤマハアップライト)弾くよりも、めるちゃん弾くほうが、きれいに弾けてきれいに響く。ということでしょ。
もちろんこれは、チョビくん(現在のマイバイオリン)を買ったときにも起こったこと。自分が1ミリたりともうまくならなくたって、本体・ケース・弓・松脂すべて込みで6万円だったスズキで弾くより、チョビくんで弾けば弾きやすいからミスも減るし音色もきれいになるし、突然うまくなったような錯覚に陥ることができました。
でも、それはまぁ「錯覚」ではあっても、錯覚から出たまことというか、実際、発表会のときはチョビくんで弾くわけで、そしたらちゃんとうまくなったように聞こえるんで、結果オーライ。(かな?)
要するに、実際問題、バイオリンの場合はマイ楽器で弾いたときの聞こえ方をその人の技量といっても、さほど間違いじゃないような気がするんです。
でも、ピアノの場合は、おうちで弾きやすいピアノを弾いて気分よく鳴っていたって、発表会にはそれを連れていけないでしょ。
としたら、めるちゃんに慣れちゃうと、うまくなるどころか、ムラがあったり鍵盤が重かったりと、私にとって弾きにくいピアノで弾いたときによけい下手になったりして(o_o;;
…どうなんだろ。
というようなことを、某所で出た話題を読みながら思ったのでした。
その話題というのは、昭和のピアノ奏法というのは、湿気で重くなった鍵盤をものともせずぶったたくためにハイフィンガーでガツガツ弾くのが流行ってしまったというような傾向があったとかなかったとかそんな話でした。
「トレーニングのためにあえて重い鍵盤のピアノで練習する」みたいなね。
(おーもーいーーこんだーら、しれんーのーみーちーを~)
今時そんなこと(鉄下駄でうさぎ跳び)をする人も滅多にいないでしょうけど、じゃあ逆に、弾きやすいピアノでばっかり練習してるとどんな影響があるんだろう。とか思ったのでした。
特に、めるちゃんは、うるさい耳障りな音が出にくいので、多少がつんと弾いてても家ではちっとも気にならないってことがあるんです。よそのピアノを同じ調子で弾いたら、ひゃーーってなります。
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