前回、モーツァルト二台のピアノのためのソナタをやったときは、とにかくせっせせっせと練習しないとマッタク弾けなかったし、そうやってせっせせっせと練習するとけっこう腕とか指とか疲れていた。
←必死にやればできることばかりではない
今は、この曲を練習してても「めるちゃんきれいだね、かわいいね」とうきうきわくわく弾いてる分にはぜんぜん疲れない。つまり自分のペースで弾きたいように弾いてる分には、ということだ。
それでも、前回メトロノームを小刻みに上げていきながらせっせせっせと練習したのよりやや速く弾ける。
何が違うのかというと、まぁ弾く姿勢や指の動きとか違うのかどうか、そういえば録音は残っててもビデオがないのでそのへんはあまりはっきりしないけれど(*)、ともかく結果として、無駄な力があまりいらなくなったということだろう。
昨日、おゆき先生と合わせをしているときも、順調に弾けているときは自分ひとりで練習しているときと同じく、あまり力の入らない弾き方をしていたと思う。
それが、ちょっとミスタッチしたり、一瞬、指使いがわからなくなってアレってなったり、自分の想定テンポより速いまま難所に突入して焦ったり、そういう微小事故で「おっと」となると、そこからなんか必死になって…
姿勢は前のめり、
腕や手はガチッと力が入り、
心臓はどきんと余計な拍を打ち、
昨日は暑い日ではあったが冷房は効かせているのに別な汗が出る(笑)
こうなると、ただでさえやっかいな十六分音符のカタマリが余計弾けなくなり、崩壊する。
弾けなくなるというのは、
・指が速く動きにくくなり、
・頭が冷静に働きにくくなり、
・ミスタッチしやすくなり、
・ミスタッチしたときのリカバリーがしにくくなる
ということだ。悪いことがまとまって襲ってくる感じ。
つまり必死になってもいいことはホントまったくないわけなので、ちょっとアレッて思ったときも、そのまま気を楽にして、いい姿勢と楽しい気持ちを保ち、余分な力を入れずに、ラクーに弾いたらずっとマシな結果になりそうだけどね。
実践となるとなかなか難しい。なにしろ、弾けなくなるときのパターンというのは、よく考えてみると人間が危機を乗り切るための生理的反応とでもいうべき由緒正しいものなので…たぶんそうやってアドレナリン出して敵と戦うなり素早く逃げるなりするのに役立っていたのよね。
でも、二台アンサンブルする役には立たないので、ぜひその危機スイッチを入れないですらーりと行きたいものだけど。なかなか頭でそう思ってもできない。
別に敵と戦ってるわけじゃないし、いくら崩壊したっておゆき先生も取って食いやしないだろうけどねぇ(たぶん)。
(*) 録音からでもわかることは、音がきたないということだ。
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何が違うのかというと、まぁ弾く姿勢や指の動きとか違うのかどうか、そういえば録音は残っててもビデオがないのでそのへんはあまりはっきりしないけれど(*)、ともかく結果として、無駄な力があまりいらなくなったということだろう。
昨日、おゆき先生と合わせをしているときも、順調に弾けているときは自分ひとりで練習しているときと同じく、あまり力の入らない弾き方をしていたと思う。
それが、ちょっとミスタッチしたり、一瞬、指使いがわからなくなってアレってなったり、自分の想定テンポより速いまま難所に突入して焦ったり、そういう微小事故で「おっと」となると、そこからなんか必死になって…
姿勢は前のめり、
腕や手はガチッと力が入り、
心臓はどきんと余計な拍を打ち、
昨日は暑い日ではあったが冷房は効かせているのに別な汗が出る(笑)
こうなると、ただでさえやっかいな十六分音符のカタマリが余計弾けなくなり、崩壊する。
弾けなくなるというのは、
・指が速く動きにくくなり、
・頭が冷静に働きにくくなり、
・ミスタッチしやすくなり、
・ミスタッチしたときのリカバリーがしにくくなる
ということだ。悪いことがまとまって襲ってくる感じ。
つまり必死になってもいいことはホントまったくないわけなので、ちょっとアレッて思ったときも、そのまま気を楽にして、いい姿勢と楽しい気持ちを保ち、余分な力を入れずに、ラクーに弾いたらずっとマシな結果になりそうだけどね。
実践となるとなかなか難しい。なにしろ、弾けなくなるときのパターンというのは、よく考えてみると人間が危機を乗り切るための生理的反応とでもいうべき由緒正しいものなので…たぶんそうやってアドレナリン出して敵と戦うなり素早く逃げるなりするのに役立っていたのよね。
でも、二台アンサンブルする役には立たないので、ぜひその危機スイッチを入れないですらーりと行きたいものだけど。なかなか頭でそう思ってもできない。
別に敵と戦ってるわけじゃないし、いくら崩壊したっておゆき先生も取って食いやしないだろうけどねぇ(たぶん)。
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