昨日はartomrレッスン会@めるちゃん でした。
←無謀選曲でしたがなんとか目鼻がついてきた…か!?
一時間枠が3つ、一時間半枠が2つ並ぶというけっこうな長丁場で、ホントにartomr先生お疲れ様でした(^^;;
特に昨日は、あんまり聞かないマイナー曲のめっちゃややこしいやつが並んでたので…
まぁ気楽に聞いてる側としてはたいへんおもしろく、なんだかレッスン聞いてるとあれもこれも弾いてみたくなっちゃうんですよ。
だいたい、それぞれが「これ弾きたい!!」って選んだ渾身の一曲ですから、いい曲なのですが、
それをプロがさらりと素敵に弾くのをただ聞くっていうのとは違います。
レッスンでは、ここにはこんな仕掛けが隠れてて…ここをこうしたら…おぉこんなに素敵、という変化を次々聞いていくのですから、これがおもしろくないわけがありません。そうかーなるほど!! つくづくいい曲だなー私も弾いてみたい。ってなっちゃう。
そういう発見があるってことでは先生の側も同じみたいで、曲の仕掛けを取り出してみせて弾き方を工夫していく、要するに「教えるお仕事がんばる」中でどうにもこうにもその曲の魅力に掴まれてしまう。
私が見てもらったのはラフマニノフ前奏曲op32-2でしたが、artomr先生はわりとラフマってノーマークだったらしくて、ラフマニノフがこんなイイ曲書いてたとは~とか言ってました(笑) ぜひartomr先生の本気の演奏でこの曲を聞いてみたいとリクエストしたら「そのうち弾きます」と力強く答えてくれました。もっともほかにもいろいろリクエストもらってるみたいだからいつになるかわからんけど。
この曲は、のっけから出てくる「ターララ」っていうモチーフが、しつこくしつこく、それはもうしつこく全曲通して形を変えながら出てくるのですが、それ以外の音もややこしいので必死で譜読みして音を拾ってると自分を見失う(-_-;; というか、まぁ何やってんだかよくわかんなくなっちゃうんです。
それを、レッスンで改めて解説してもらいながら、その他の音がモチーフの変形をどうサポートしているかとか、それでようやく全曲を通してのストーリーみたいなものが見えてきます。
このストーリーというのは別に「田舎の居酒屋でおじいさんとおばあさんが…」みたいな具体的映像的妄想のことではなくて、スラーとかスタッカートとか、そういう楽譜に書いてあることからの必然でニュアンスがどう変わっていくかという話なのです。
落ち着いた、けだるい感じの「ターララ」
であったものが、ちょっとだけ盛り上がったり、また沈滞したり、
うつろな広がりの中で反響したり。
さらには緊迫していったあげく崩壊したり、
曲の頂点まで盛り上がったあとは転落。
暗黒の中からまたモチーフがカタチを変えて復活したあとは、
徐々にアクセルがかかっていって、
リズミカルなスケルツォへ。
でも楽しい感じじゃなくて不気味な感じで…
勢いがなくなったあとは「もっと死神みたいに弾いてください」のラスト。(あれ…最後は結局妄想出てきた)
特に音がややこしい場面で、もう音並べるので必死だからニュアンスどころじゃないわみたいに何度も弾いてたところについては、
むしろちゃんとどう弾くべきかを考えて、主役になる音の流れを整理して音量のバランスを変えて弾いてみたら…案外弾きやすかった。
そうやって、なるほどこの音がここへつながっているのか、ということに気付くと(これまで「見れども見えず」状態だったもの)
芋づる式に「あぁここもそうか」みたいな細かい発見があったり。
だんだん細かく「見えて」くるとつくづくきっちり書き込まれているなぁと…
発見があるたびに、弾き方も少し変わってくるので、慣れるまでは弾きにくい、難しいかもしれないけど、
しっくり落ち着いてくると、自分にとってクリアになった分、いつの間にか弾きやすくなってる。
という感じに、本番までにはもうちょっと落ち着いて弾けるようになる…といいな。
そして、聞いてる人にもちゃんと曲の魅力が伝わったらもっといいよね。
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一時間枠が3つ、一時間半枠が2つ並ぶというけっこうな長丁場で、ホントにartomr先生お疲れ様でした(^^;;
特に昨日は、あんまり聞かないマイナー曲のめっちゃややこしいやつが並んでたので…
まぁ気楽に聞いてる側としてはたいへんおもしろく、なんだかレッスン聞いてるとあれもこれも弾いてみたくなっちゃうんですよ。
だいたい、それぞれが「これ弾きたい!!」って選んだ渾身の一曲ですから、いい曲なのですが、
それをプロがさらりと素敵に弾くのをただ聞くっていうのとは違います。
レッスンでは、ここにはこんな仕掛けが隠れてて…ここをこうしたら…おぉこんなに素敵、という変化を次々聞いていくのですから、これがおもしろくないわけがありません。そうかーなるほど!! つくづくいい曲だなー私も弾いてみたい。ってなっちゃう。
そういう発見があるってことでは先生の側も同じみたいで、曲の仕掛けを取り出してみせて弾き方を工夫していく、要するに「教えるお仕事がんばる」中でどうにもこうにもその曲の魅力に掴まれてしまう。
私が見てもらったのはラフマニノフ前奏曲op32-2でしたが、artomr先生はわりとラフマってノーマークだったらしくて、ラフマニノフがこんなイイ曲書いてたとは~とか言ってました(笑) ぜひartomr先生の本気の演奏でこの曲を聞いてみたいとリクエストしたら「そのうち弾きます」と力強く答えてくれました。もっともほかにもいろいろリクエストもらってるみたいだからいつになるかわからんけど。
この曲は、のっけから出てくる「ターララ」っていうモチーフが、しつこくしつこく、それはもうしつこく全曲通して形を変えながら出てくるのですが、それ以外の音もややこしいので必死で譜読みして音を拾ってると自分を見失う(-_-;; というか、まぁ何やってんだかよくわかんなくなっちゃうんです。
それを、レッスンで改めて解説してもらいながら、その他の音がモチーフの変形をどうサポートしているかとか、それでようやく全曲を通してのストーリーみたいなものが見えてきます。
このストーリーというのは別に「田舎の居酒屋でおじいさんとおばあさんが…」みたいな具体的映像的妄想のことではなくて、スラーとかスタッカートとか、そういう楽譜に書いてあることからの必然でニュアンスがどう変わっていくかという話なのです。
落ち着いた、けだるい感じの「ターララ」
であったものが、ちょっとだけ盛り上がったり、また沈滞したり、
うつろな広がりの中で反響したり。
さらには緊迫していったあげく崩壊したり、
曲の頂点まで盛り上がったあとは転落。
暗黒の中からまたモチーフがカタチを変えて復活したあとは、
徐々にアクセルがかかっていって、
リズミカルなスケルツォへ。
でも楽しい感じじゃなくて不気味な感じで…
勢いがなくなったあとは「もっと死神みたいに弾いてください」のラスト。(あれ…最後は結局妄想出てきた)
特に音がややこしい場面で、もう音並べるので必死だからニュアンスどころじゃないわみたいに何度も弾いてたところについては、
むしろちゃんとどう弾くべきかを考えて、主役になる音の流れを整理して音量のバランスを変えて弾いてみたら…案外弾きやすかった。
そうやって、なるほどこの音がここへつながっているのか、ということに気付くと(これまで「見れども見えず」状態だったもの)
芋づる式に「あぁここもそうか」みたいな細かい発見があったり。
だんだん細かく「見えて」くるとつくづくきっちり書き込まれているなぁと…
発見があるたびに、弾き方も少し変わってくるので、慣れるまでは弾きにくい、難しいかもしれないけど、
しっくり落ち着いてくると、自分にとってクリアになった分、いつの間にか弾きやすくなってる。
という感じに、本番までにはもうちょっと落ち着いて弾けるようになる…といいな。
そして、聞いてる人にもちゃんと曲の魅力が伝わったらもっといいよね。
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