アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

「月の光」、たっぷり伸ばしてていいんだ!

2017年07月04日 | ピアノ
昨日は、「月の光」レッスンに行ってきました。

   にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←昨日のピアノはメンテのよいヤマハ

先生は、ブロ友さん(と、私が勝手に思っている)Megumi先生です。ブログは毎日見てるし演奏は生で聞きましたが習うのは初めてです。

暗譜チャレンジがらみで突如、「月の光」を弾きはじめたものの、レッスンに持っていくスキがないなと思っていたところ(おゆき先生にはマズルカとモツ二台をお願いしていて、artomr先生にはラフマをお願いしている状態)、ちょうどMegumi先生が東京レッスンする話を見かけたので飛びつきました。会社の帰りに寄れる時間と場所で好都合です。

「月の光」は、「これなら暗譜できそうな気がする(←錯覚かも?)」ということと、それから前々から興味があったので弾いてみようと思ったのですが、この、興味というのは…

まぁ超有名曲ですからいろんな人が弾きますね(プロアマ問わず)。その中でみんな弾き方が違うというか、そりゃどんな曲だって人によって違う演奏になるのは当たり前ですが、特にその幅が大きい曲だと思います。

…そして、「うまい自分が弾いてるような演奏がなかなかない」(udurannさんの言葉)。要するに好みの演奏になかなか巡り合わない。

文句あるなら自分で弾けよってことで、とりあえず弾いてみるとこれが、とてもイイ曲です(何をいまさら)。とりわけ、めるちゃんで弾いたときの響きがとても幸せです。これはナイス選択だった(弾いてて楽しくなかったら暗譜できるわけがないからね!!)

この曲についてずっと思っていた興味というか疑問はですね、のっけから出てくる長い音価の音符です。こんなふんわり美しい曲を最初から最後までメトロノームかちかちに厳密に合わせて弾く人もいないだろうけど、それにしてもみんなこの音の伸ばし方は人によってマチマチで、いやそこまで勝手に伸び縮みしていいもんなのか…

だいたい「メトロノームかちかち」で考えたより短い人が多い気がするんだけど、確かに、きっちりの長さで弾いてみると、わーこんなに伸ばしたまんまでいいですかぁ~、って自信がなくなって途中でひっこめたくなる気持ちはわかる。

それで、昨日のレッスンでまず何も説明きかずに一回通して弾いたときは、「きっちり数えるよりもやや控えめに切り上げるバージョン」で弾きました。自信ないから(笑)

そしたらMegumi先生は、まず音の出し方をほめ(「さわってから弾く」ができてる!!)、音楽になっていたので気持ちよく聞けたといって褒め(もしかして私のブログを読んでくださって褒めるところから入っているのかも)、でも長い音価をしっかり保ってほしいといいました。

突然長い音符、突然離れた音程に飛ぶ、いずれにせよ一番目の小節から「大事件」なのでそれをしっかり味わいつつ丁寧に提示する、長い音符は長いまま、というよりむしろ微妙に長くてもいいくらい。

それを聞いて安心して(^^;; 二度目に弾くときには好きなだけ伸ばしましたが…というのは自分的数え方で「ちょうどきっかり」くらいですけど、そしたらぐっと気持ちよく流れました。

なんだこれでいいんだ!?

やっぱりいい曲だ~(何)

つづく。

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする