アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

レイトスターターの筋肉

2017年07月07日 | ピアノ
ピアノをずっと弾いてると、腕とか指とか疲れますか?

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私は、ピアノの場合そんなに疲れたとは感じませんが、バイオリンはもうねー、
ほんとすぐ疲れちゃって長持ちしません。明らかに筋トレ不足です。

バイオリンの構えを思い浮かべていただくとすぐわかりますが、ふだんの生活では使わない筋肉の使い方するんで…
急には長時間キープできません。

オケに入ると、必然的に長時間の合わせ練習に参加することになりますから、
現段階の私だと、技術が足りないだけでなく、筋トレが足りてなくてそもそも練習にまともに参加することが難しいってことになります。

ぼちぼちやるしかないですね。

タモリ倶楽部に宮本文昭さんが出た回の動画を見たのですがなかなかおもしろかったです→「タモリ倶楽部 指揮者殺しの名曲コンサート

「引退に追い込まれるほど、指揮者ってのは疲れるものなんですかね?」
「若いころから訓練して、筋肉育ててると、まぁ慣れもあるんでしょうけど、ぼく57くらいから始めたんですよ。
そしたらもう最初やったときには、両腕の付け根の毛細血管みたいのが、たぶん切れてるだろうなって感じで、
夜中もう痛くてヒリヒリして寝られないんですよ」

宮本さんってのは、ずっとオーボエやってた人で、それで57くらいから指揮者をやったんですね。
指揮者としても評判よかったらしいですけど、もう無理だ、体がダメになっちゃうっていうので引退宣言。

弦セレ(チャイコフスキーの弦楽セレナーデ)の出だしの映像とか見ると、
そりゃあもう体がばらんばらんになるだろうっていうほどの指揮っぷりで、これは持たないよなぁって思います(^^;;

同じことが伝わる、もう少し無理のない指揮ってのもないのかな??

…指揮って別に、自分で楽器弾いてないから、動作にも「たったひとつの必然」があるわけじゃないんですけどね。


ピアノを弾く動作は、バイオリンを弾くのに比べるとわりと無理がない、というか日常動作にも近い
(たとえばパソコンに向かう姿勢とか)
とは思うんですが、これはこれで無理をして弾くこともできちゃう楽器です。

レイトスターターならではの危険というのは、
・余分な負担のかかる動作をしやすいこと
・筋トレができていないこと
この両面からの問題があると思います。

つまり、動作に無駄がなく、かつ、筋トレもできてれば傷めたりはしにくい理屈です。

まらしいさんとか、ランランとか、よくあんなんで弾けるなぁと思いますが、
若いころ(幼いころ?)からの鍛え方が違うんですから、
アラフィフでいきなり真似したら怪我します。

私は、ピアノであんまり手が疲れたりしないのって、うまく(余分な負担をかけずに)弾いてるから、というよりは、
ぬるい曲を弾いてるから、というのと
短時間しか弾かない(弾けない)から、というのが
あると思います。

たまに遊びで、いつもに似ずがんがんした曲とか弾くと…まぁこれはあんまりやらんほうがいいわな…と自分でも思います。


ということは。

長時間ピアノが弾ける定年時までに。
無駄に手を傷めずに強い音も出せるようになってたら楽しいかなぁと思うのですが。

今はとりあえず、がんがん弾く必要もない、月の光とかショパンのマズルカとかね。
そういうのばっかり弾いてますが。

どんがん、どかーんってのもそのうちやってみたいね(^^) そしたら、弾き方がじょうずになるのと、筋トレできるのと、ぼちぼちちょっとずつちょっとずつじりじり進めていかないとね。

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