本番空間で合わせ練習(雌鶏オフ)

今月末に「雌鶏オフ(メンデルスゾーンのピアノトリオその他を弾く会)」があるのですがその合わせ練習に行ってきました。

　　　　←メントリ楽しみ♪名曲です

私は、
「メントリの部」で、一番一楽章のバイオリンパート(鍵ハモで)、二楽章のピアノパートを
「メントラナイの部」で、「ドビュッシー／月の光」「矢野顕子／いいこいいこ」を
弾く予定なのですが、この中で何が心配ってそりゃもう

「メントリ二楽章のピアノパート」
ですよね。

これ、これまで二回弾いたことがありますが、一回目は「ばんたの(素人が伴奏を楽しむ会)」で、二回目はアンサンブルレッスンで、要するに
プロ二人になんとかサポートしてもらったことがあるだけ
なわけです。

それで、ともやんさん(チェロ)ときーちゃんさん(バイオリン)が「事前に弦分奏しよう」とか話しているところへ、「ピアノも弾かせて」とねじ込みました。

行ってよかったです(^^)

最初、ピアノの屋根を閉めて弾いてたのですが、音がこもって輪郭不鮮明になってしまい合わせづらいとのことで全開にしてみました。
そうしたら、響きはクリアになってよかったのですが、今度は「今の流れでいいので音量半分に」というリクエスト(o_o)

音量バランスや音質の調和を考えるときは、当然、楽器や部屋の音響によって変わってきますので、なかなか事前に考えておくことができませんが、今日の場合は、なにしろ本番と同じ場所(同じピアノ)です。今、いい具合に聞こえてなければ、そりゃー、本番だっていい具合にはいかないんです。わかりやすい。

ともやんさんは、全体をよく聴いて、細かくアドバイスをしてくれました。ピアノは、屋根全開、わりと狭い部屋の中では響きすぎてしまうので、そのまま自分のppから自分のfまでで音量を作ると、弦二人に勝ってしまう…おおむね、抑え目に行くのが正解なのですが、おしなべてということではなくて、しっかり聞こえてほしいところもあるし、あるいは三人それぞれの強弱によって音楽の輪郭を作っていくというところもあるわけです。fからpへ行くのに、弦はdimしてゆき、ピアノは急にpとか、そういうのがおもしろいですね。

一人で必死に音を並べているとあんまりそういうところに注意が行かないのですけど、今日はいろいろとうまく作られているということで納得感がありました。

弦二人はもっと密接な関係にあるので、寄り添うところあり、違う役割のこともあり、そうすると、バイオリンが「溶け合うような音色」を出すべきところと「ソリストの音色」で行くべきところがあり…しかし難しいねそれ(^^;;

しかし、うまーく流れたときのメントリ二楽章はほんとに幸せ♪ 気持ちいい曲です。

実り多き合わせ練習でした!! ともやんさんきーちゃんさんありがと!!

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