アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

具体的イメージがなくてもやれること

2020年01月11日 | ピアノ
去年、モツコン23のレッスンを今回と同様artomr先生にしてもらったときは、なにせ音を並べるのに必死で、弾きにくいところをどうするかとか…

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喫緊の課題が多くてあまりそれ以外のことを考える余裕がなかった。

今回はそれよりやや進んで、どうするともっとおもしろいかという話になった。

モーツァルトの曲ってだいたいそうなんですけど、この曲は特に、くるくると変わる曲調がとてもおもしろいですよね。

滑らかになったり、じぐざぐになったり(音形)
次々転調して、どこへ行くのかわけわかんなくなって、えーそこに着地、とか
オケとピアノの掛け合いになったり、
さっきと同じの出てきた、と思ったらどっこい全然違うところへ行ったり、
ひょーん、って力が抜けちゃったり、

いろんな仕掛けがしてあって山あり谷あり、おもしろいなぁと思う。

思うのは、私も思うんだけど、それをどう弾くか。

ひとりの心の中でこっそり「うん、おもしろい」って弾くのではなくて、
聴いてくれている人にも「ね、おもしろいでしょ」って弾くにはどうしたら?

もちろん、自分が「おもしろい」「きれい」「かわいい」「かっこいい」「えー!!」「え??」と思うのが第一歩で、
それから「ね、(おもしろい)でしょ」のところをどうするか。

「もうちょっと何かできそうなんだけど」ということでいろいろやってみました。

ちょっとした音量や、タッチの違い、タイミングの微妙なずらしとか、音の切り方、そういうことを考えればいいでしょうか。

artomr先生は、実際どうするという具体的なところに踏み込んで提案してくれました。
やってみて、うまくいくところも、あんまりうまくいかないところもありましたけど。
もっと練習してみれば、そのままのやり方でうまくいく場合もあるかもしれないし、別のやり方のほうがいいと思う場合もあるかもしれません。

こんなふうに、具体的な風景とかのイメージがなくても、やれることはいろいろあるわけです。こちらの方面であれば、私にとってはだいぶやりやすいです。

でも考えてみると、イメージを持って演奏することで、それを表現(楽譜に忠実な範囲でも揺らぐ何か)できてしまうというのはほんとに不思議な話です。でも、実際のところどこで何を変えているのか意識的には考えていない人でも、これがうまくできちゃう人というのはいるものですよね。できない人は意識的に工夫をすることで似たことができるでしょうか?

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