きょうだい同士って、赤の他人よりは断然似通ってることが多いけど、そりゃー同じ親から生まれて同じ親が育てて同じ保育園行って同じ小学校行って…
←楽しむには十分な才能があったから今ピアノを弾いてるわけで
そりゃ似るでしょうよ。っていうか、似ないほうがおかしくない?
またろうとこじろうとはなひめは、なんでこんなに違うんだー!!
というほうが驚愕というか生命の神秘ですわ。持って生まれたものってスゴイ強いですよやっぱり。
「持って生まれたもの」というのがもちろん遺伝のことだけど、親に似るという意味では必ずしもなくて、母も父もそれぞれ何々の遺伝子について「ペア」を持っているので、それのどっちをもらってくるかによって組み合わせは膨大。それがまたどう発現するかという仕組みがわかってるようなわかってないような感じで、結果として生まれてきた子どもは、強烈に「自分」というものを既に持っているのですね。
春子さんのブログで、興味深いネタが紹介されていたので乗っかります。
遺伝の影響|収入は59%、音楽の才能は92%
日常的には、きょうだい同士似るものだという実感があっても、たいてい遺伝子と環境の両方で似ている部分がある(違う部分もある)というわけで、遺伝と環境の影響を切り離せないのですが、そこで一卵性双生児と二卵性双生児を比較するというのはすごいアイディアですよね(アイディアがすごいだけじゃなくて、研究できるほど集めるのもすごいが)。
一卵性でも二卵性でも、同じ親から同じ環境に誕生して同時に育っていくので、「環境」の条件が揃えられる。
しかし、一卵性は同じ遺伝子を持ち、二卵性は違う遺伝子を持っている(きょうだいくらいの違い)。
これを比べると、何が遺伝で決まるのかわかっちゃう!!
一卵性では似るのに二卵性では似ない特徴があれば、それは遺伝が強いってことですね。
それで、まぁたとえば「指紋」とかだったらほぼ遺伝子で決まる(そりゃそうだ)。
「不倫」するかどうかとかは遺伝子では決まらない(そりゃそうだ)。
性格とか能力とかならその間のどこかにあるんだけど、その中で「音楽」というのは特に「遺伝子」で決まる率が高いそうで、おもしろいものだと思います。
うちの子たち、三人の中では、こじろうだけが優れたリズム感を持っていて、それはもうくっきりはっきり、生まれつきのものです。ピアノの先生は同じ、でも自然にそうなっちゃう。教えてなるもんじゃない。
彼が小学生のころのピアノ発表会のビデオを見ると、いやーいいなぁと思うんだけど、それはノリというかリズムがぴしっとキマってかっこいいだけで、ピアノとしてはうまくないです。ピアノは練習しなきゃうまくなりませんね(^^;; それにすぐやめちゃった。もったいない。
何がいいたいかというと、まず、音楽の才能がほぼ「生まれつき」で決まるというのはそうだと思う…ただ、それは親に似るということではないんです。それならきょうだい同じになってもよさそうなんだけど、ならない。母よりも父よりも、飛び抜けてよかったり、その逆もありです。
それと、音楽の才能はそれとして、ピアノを実際のところ舞台上で素敵に弾けるかどうかは別の話だってことです。
上の記事に貼られていたリンクで
スウェーデンの最新研究で、音楽の才能は練習量よりも遺伝的な要因に左右されると判明(これもおもしろい記事)
というのがありましたが、ここでいっている「音楽の才能」は演奏の良し悪しのことではありません。
「音程、メロディ、リズムの区別をどれだけ聴き分けることができるか」この研究では、これを「音楽の才能」としています。
聴き分けがうまくても、練習しなきゃピアノは弾けないですよね。でも、ここでいうところの「才能」(たぶん「聴き分け」のほかにも必要な才能があるだろうけど)がなかったら、幼いころから一日10時間以上練習したってキーシンにはなれません。
しかし、どのみち今からキーシンにならないのでそんなことはどうでもよくて、
現に、ピアノ弾いてて楽しい、ということは、
音楽を聞いたりピアノ弾いたりするのを楽しむのに必要な「才能」は持っていることがハッキリしているわけで
あと、これから先、どのように時間をかけてそれを育て、味わい、楽しんでいくかは自分次第。
とにかく、「楽しい」と感じる分、時間を注いでいくのであればなんの損もありませんから。

「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社
←またろうがイラストを描いた本(^^)

「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社

そりゃ似るでしょうよ。っていうか、似ないほうがおかしくない?
またろうとこじろうとはなひめは、なんでこんなに違うんだー!!
というほうが驚愕というか生命の神秘ですわ。持って生まれたものってスゴイ強いですよやっぱり。
「持って生まれたもの」というのがもちろん遺伝のことだけど、親に似るという意味では必ずしもなくて、母も父もそれぞれ何々の遺伝子について「ペア」を持っているので、それのどっちをもらってくるかによって組み合わせは膨大。それがまたどう発現するかという仕組みがわかってるようなわかってないような感じで、結果として生まれてきた子どもは、強烈に「自分」というものを既に持っているのですね。
春子さんのブログで、興味深いネタが紹介されていたので乗っかります。
遺伝の影響|収入は59%、音楽の才能は92%
日常的には、きょうだい同士似るものだという実感があっても、たいてい遺伝子と環境の両方で似ている部分がある(違う部分もある)というわけで、遺伝と環境の影響を切り離せないのですが、そこで一卵性双生児と二卵性双生児を比較するというのはすごいアイディアですよね(アイディアがすごいだけじゃなくて、研究できるほど集めるのもすごいが)。
一卵性でも二卵性でも、同じ親から同じ環境に誕生して同時に育っていくので、「環境」の条件が揃えられる。
しかし、一卵性は同じ遺伝子を持ち、二卵性は違う遺伝子を持っている(きょうだいくらいの違い)。
これを比べると、何が遺伝で決まるのかわかっちゃう!!
一卵性では似るのに二卵性では似ない特徴があれば、それは遺伝が強いってことですね。
それで、まぁたとえば「指紋」とかだったらほぼ遺伝子で決まる(そりゃそうだ)。
「不倫」するかどうかとかは遺伝子では決まらない(そりゃそうだ)。
性格とか能力とかならその間のどこかにあるんだけど、その中で「音楽」というのは特に「遺伝子」で決まる率が高いそうで、おもしろいものだと思います。
うちの子たち、三人の中では、こじろうだけが優れたリズム感を持っていて、それはもうくっきりはっきり、生まれつきのものです。ピアノの先生は同じ、でも自然にそうなっちゃう。教えてなるもんじゃない。
彼が小学生のころのピアノ発表会のビデオを見ると、いやーいいなぁと思うんだけど、それはノリというかリズムがぴしっとキマってかっこいいだけで、ピアノとしてはうまくないです。ピアノは練習しなきゃうまくなりませんね(^^;; それにすぐやめちゃった。もったいない。
何がいいたいかというと、まず、音楽の才能がほぼ「生まれつき」で決まるというのはそうだと思う…ただ、それは親に似るということではないんです。それならきょうだい同じになってもよさそうなんだけど、ならない。母よりも父よりも、飛び抜けてよかったり、その逆もありです。
それと、音楽の才能はそれとして、ピアノを実際のところ舞台上で素敵に弾けるかどうかは別の話だってことです。
上の記事に貼られていたリンクで
スウェーデンの最新研究で、音楽の才能は練習量よりも遺伝的な要因に左右されると判明(これもおもしろい記事)
というのがありましたが、ここでいっている「音楽の才能」は演奏の良し悪しのことではありません。
「音程、メロディ、リズムの区別をどれだけ聴き分けることができるか」この研究では、これを「音楽の才能」としています。
聴き分けがうまくても、練習しなきゃピアノは弾けないですよね。でも、ここでいうところの「才能」(たぶん「聴き分け」のほかにも必要な才能があるだろうけど)がなかったら、幼いころから一日10時間以上練習したってキーシンにはなれません。
しかし、どのみち今からキーシンにならないのでそんなことはどうでもよくて、
現に、ピアノ弾いてて楽しい、ということは、
音楽を聞いたりピアノ弾いたりするのを楽しむのに必要な「才能」は持っていることがハッキリしているわけで
あと、これから先、どのように時間をかけてそれを育て、味わい、楽しんでいくかは自分次第。
とにかく、「楽しい」と感じる分、時間を注いでいくのであればなんの損もありませんから。

「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社

「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社