アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

掘って掘って掘りまくるねほりんぱほりん(表現の自由)

2021年11月11日 | 生活
「ねほりんぱほりん」で最新の回が「香港のデモに参加した人たち」というんですが…

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深く、掘ってました。というか、攻めてました。
ゲストが豚の人形で出てくるのはいつものことですが、今回は特に、身バレすると命の危険もあるかもしれないのでねほりんぱほりんならではのインタビューだったといえるかもしれません。

この場合のデモは、言論統制が強まっていることに反対して集まっているわけですけど、デモで何か暴力的な行為(火炎瓶を投げるとか)をしたらつかまるという話ではなくて、ただデモに参加しているだけで、「からしスプレー」や「催涙弾」で攻撃されることもあり(これは当局から)、あるいはデモから帰る途中で袋叩きに遭う可能性もあり(これは市民の自主的?な活動により)

なにしろ「香港国家安全維持法」というものができたので、単に政府を批判するコメントをどこかに書いただけでしょっぴかれる可能性がある。のだそうです。

ゲストの二人は日本に留学に来ているのですが、なぜそうしたかといえば、研究者になりたかったけれど香港では研究自体が難しいうえに、発表もできない…ということで「自由」を求めてきたのですね。(あと、なぜ日本なのかといえば、好きなアイドルがいたからだそうだが)

その「安全を維持する法律」だかなんだかの詳しいことが番組ではわからなかったのでちょっとぐぐったのですが
【解説】 香港の「国家安全法」 なぜ人々をおびえさせるのか

つまり、法律では曖昧な条文が書かれていて、まぁこういっちゃなんだけどなんでも(政府が)気に入らなかったらしょっぴける。
番組中でも、「どこからがアウトなのか」わからないからみんな「忖度」(←難しい日本語知ってる!!)して何も言えなくなるんだ、といっていました。

マスコミは政府をヨイショすることしか書かなく(書けなく)なり、批判的な本を出版していたら突然行方不明に(怖)

学校教育では「愛国心」を養成(朝はまず国旗の前で国歌を歌う、中国は独自の道があるので外国の考え方を取り入れる必要はない、など)

要するに、偏向教育・密告・非公開裁判で表現と思想を統制する。

そういうの、ありましたね日本にも…
特高警察とかがいたころの。

私が今回、ねほりんぱほりんを見ていて驚いたのは、番組中で、日本についてもわざわざ触れていたからです。
ゲストのインタビュー部分(香港の話)のみで構成することもできるところ、
過去の日本が現在の香港と似ていたときの話とか、
さらには、学術会議の任命問題まで(o_o)

攻めるね~NHK。教育テレビならいいの?

とにかく、香港から来た二人、大学を出たらどうするのかは不透明。今の香港には戻りたくない、けれど、残してきた両親、恋人(別れた)、そして自分のアイデンティティ。

結びは
レオンさん「自由というのは永遠の警戒心を持つこと。自由を脅かす場合に気づいて、ちゃんと声を上げる」
山ちゃん「無関心になっちゃダメですよね」

でしたが、ほんとこれね。

私も、最近気になっていることがあって…

今は、このブログで、自分の書きたいことをなんでも書いているけど、同じ内容を動画で作って、YouTubeのほうにアップしたら、削除されてたかもしれないでしょ。

ピアノの演奏は、いくらお耳汚しレベルでも削除されたりしないんですけど、ワクチン関連の話。たとえば、厚労省のチラシにあるグラフが、こんなんですよ!! みたいな…
(過去記事: 若い男性のモデルナ…グラフは元を確認して読んで!!)
ワクチンの安全性に疑問を呈する系の動画を出したりすると、消されることが多いんです。

もっともその線引きは、よくわからないこともあって、荒唐無稽な陰謀論までいっちゃってても消されない場合もあり、公的データや論文に基づいて正しく解説していてもダメなこともあり、まぁどのくらいデマかということとはあまり関係ないような、影響力? とかも関係あるのかな。いちおうポリシーは書いてあるけど、
「YouTube は、地域の公衆衛生機関(LHA)や世界保健機関(WHO)が提供する COVID-19 に関する医学情報と矛盾する、医学的に誤った情報を拡散するコンテンツを許可していません。」(YouTubeのヘルプ)
実際消された動画を見ると、そのとおりともいえない感じがする。

まぁ、著作権関係でもよくわからないところありますよね。バッハとかが自動でひっかかるの。数が多いから、検閲するといってもそう統一基準できっちりはいかないということはあるかもしれない。

で、今実際のところ、何が消されていて何が消されないのか、その基準も問題だけれど、要するにYouTubeの恣意的な基準で消されるということですね、。基準も曖昧なところがあれば、忖度して、避けるしかない。上の話と同じです。

この場合、国がやっていることではないけれど、逆に、国でもないところから勝手に、消されたりするのって、怖い話じゃないですか? もちろん、動画サイトってYouTubeだけではないので、他に移ることもできますが(実際移動しているもの多数)、影響の大きいメディアというのがあって、そこがなんらかの線引きで消したり消さなかったりするというのは、すごく力を持つわけです。

あるいは検索。ぐぐって出てこないものは世の中にないのと同じことになっちゃいますしね…

こういうの、そのままにしているとそのうちエラいことになるんじゃない?? と思いながら、YouTubeにどっぷりハマっている私。なにしろ、ショパコンではずいぶんお世話になりましたしねぇ…自分のピアノ記録も山のように溜まっているし…いいのかこんなことで??

----- といいつつ今日の録音:
バッハ/半音階的幻想曲とフーガの幻想曲フーガ
ふよみちゅう

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