アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ピアノは押入にしまっておく楽器じゃない。

2021年11月26日 | ピアノ
調律から一週間経ちました。めるちゃんは引き続きごきげんです。

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調律後、何とはなしにうきうきした気分で、ここんとこしばらくのどこか引っかかりのある、ストレスフルな雰囲気は一掃されてしまいました。
お仕事状況がどうにもならんこととか、その他困りごとは何も解決しておらず、別に世界はこれまでどおり回っているわけなんですけど、そんなことより。。

めるちゃんの状態が、QOLに大きく効いていることを改めて感じました。

音色は気に入っている状態で、一部の音程が狂ってしまっているときも、
音程はちゃんと合っているけれど、自分の好みの音色でないときも、

気分にどこか「曇り」を抱えた感じになってしまう。

つまり、めるちゃんと相性のいい調律師さんがいる、来てもらえる、ということがことのほか重要だということがよくわかりました。

「ピアノはフルートやヴァイオリンみたいに押入にしまっておく楽器じゃない。あんたはピアノといっしょに暮らすことになるし、ピアノのほうもあんたといっしょに暮らすことになる。ピアノは大きいから、無視することはできない。家族の一員のようなものだ。だから、ふさわしいものでなければならないんだ!」(「パリ左岸のピアノ工房」、著者がこのピアノを買おうと決心しかかったシーン)

私とめるちゃんは「一緒に暮らしている」し、その一方で、チョビくん(バイオリン)は「押入にしまわれている」。

文字通り「押入」ではなくて(現在、我が家に押入はない)、実は私が今パソコンに向かっているそのすぐ傍らにあるんだけど、またもや数か月ケースを開いてないし、日常、思い出すことがない。

かわいそうすぎる。。

この扱いの違いは、五十肩とか、コロナとか、そもそも私のバイオリンが下手すぎることとか、いろんな要因がひっからまったものなんだけれど、いったん弾かない習慣になると視界から容易に消え去るということもひとつあるとは思う。

もちろん、チョビくんもたいへん気に入って買ったものであるし、バイオリンという楽器自体、ピアノにはない魅力もあるので、このままで終わらせる気はないんだけども。

ピアノって、時間吸い取るよね…

ピアノとバイオリンを両方そこそこやっていたときは、そうやってそこそこやれてたはずなんだけど、
いったんバイオリンの存在感が消えてしまうと、もはや何事もなかったかのようにピアノが全部の時間を吸い取ってしまうの。

定年後は、たっぷりバイオリンに取り組むつもりではあるんだけど、よーくよく気を確かに持っておかないと、ピアノがすべての時間を飲み込んでそのままになる可能性がある。

書道やバイオリンや囲碁将棋の行く末は…!?

あ、今日は書道レッスン(書道+ランチ+美容院+本屋のフルコース)でした。書道は、メインがランチ目的なので、月一回のレッスンに行くことだけは確保されています(ピアノに吸い取られたりしない)。しかし定年後に、家でひとりでも練習するほどになるかっていうと、どうなんだろうね…

------ 調律から一週間の録音
ラフマニノフ/前奏曲Op.23-4



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