アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

個性あるピアノがたくさん、の興奮

2021年11月17日 | ピアノ
たくさん、といってもまったく同じピアノということではなくて、

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いろんなメーカーの、そして同じメーカーでも型が違ったり製作年代が違ったり…
ま、ともかく、一台一台違うということです。

その中から「一台どれでも好きなものを選んでいいよ」(あげるよ)といわれたら。いや誰もいってくれませんが、妄想で。

これ、最大級に興奮するシチュエーションです。私にとっては。


ほぼこれに近いシチュエーションが、あったんですよね。前に。
再調整品のヨーロッパピアノがずらりと並んだショールームで、どれでも弾いてみていいよ、という…
妄想との違いは、「一台どれでも好きなものを選んでいいよ」(あげるよ)ということではなくて、

「一台どれでも好きなものを選んでいいよ」(お金を出せば買えるよ)

という、まぁその一点なのですが、それがまぁ、実際に、めるちゃんとの出会いだったわけです。

さっき見た動画、「としちゃんねる」のとしさんがヨーロッパにいたときの職場を映したものなのですが

【ヨーロッパのピアノ屋さん】Klavierhaus Schimpelsberger
これね、見てるだけで幸せになりました。
それと同時に、「あーー触りたい!!」と欲求不満にもなるんですけど。

断然、そそられるのは中古のピアノです。なんでだろう。。

卵から孵って最初に見たものが刷り込まれる、じゃないですけど
私にとっては原点ともいえる愛読書が「パリ左岸のピアノ工房」(T.E.カーハート)なのですが、

ピアノには個性がある(特に、中古の場合)

というのが強烈に刷り込まれたのかもしれません。

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ピアノは百年以上前から大量に生産されている(ピアノは初めて大量生産された複雑で高価な商品のひとつである)が、動く部品の数が多く、精密な木工技術が要求されることもあって、一台ずつはっきり異なる個性をもっている(略)しかし、リュック(注: ピアノ工房の主人)の話はメーカーごとの特徴という大雑把な一般論にはとどまらなかった。彼がほんとうに興味をもっているのは、個々の具体的なピアノがほかのピアノとどう違うか、ピアノの《個性》をどうやって見分け、そこから何を学びとれるのかということだった。
その意味では、一般に、古いピアノのほうが面白いと言える。古いほど画一的でないからである。作業工程の多くが手作業だったので、同じメーカーが同じ時期に作った同じモデルでもかなり大きな違いがある、とリュックは言う。
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そうなんですよね。そこにひかれます。欠点は…現代のヤマハピアノほど、湿気に強くないことです!!

もう、相当狂ってしまってるので、ほんとに調律が待ち遠しかった。いよいよ明日です。

上に貼った動画の、「ヨーロッパのピアノ屋さん」で撮影された、ベートーヴェン交響曲第七番第一楽章、四台ピアノバージョンがあります。
Beethoven: Symphony No.7 in A major 1st movement for 4 pianos

ファツィオリ+シゲルカワイ+スタインウェイ+スタインウェイです。ゴージャス…

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