アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

予習が足りない人の半音階的幻想曲とフーガ

2021年11月23日 | ピアノ
今日はおゆき先生レッスンでした。バッハ/半音階的幻想曲とフーガを見てもらうのは初。

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先生「間違ってもどんどん先へ先へ弾いてみて」
私「いやそんな段階じゃないです…」

で、えっちらおっちら「幻想曲」から弾き始めるが、アレッ、譜面が見にくい。なんで…
それで、気が付いたのだが、通常使っている眼鏡(いちばん老眼寄り)のフチが歪んでゆるゆるになり、その前に使っていた眼鏡を引っ張り出してかけてたのだった。でも、家ではふつうにこれで弾けてたんだけどなぁ…照明や距離の具合が微妙に違うのかな。

指番号とか、臨時記号とかよく見えない。

先生「やっぱり音階とかやっておくと、ホラ臨時記号とかよく見えなくても、自然とどれがどうだかわかって弾きやすいのよ」

短調の音階は種類があったりして、もちろん私でも知ってはいるけど、知ってると弾けるは別物なので、音階+カデンツァやって手が自然と当たるようにしておくとよいということらしい。まぁそりゃそうですね。

で、気を取り直して(一番見やすい距離を探りつつw)弾き直すと、まぁ家で弾いてたくらいには弾けて最後まで弾いたのだけど、おゆき先生曰く、一番大事なことは:
「もっとゆっくりでいいので、完成形の表現と手の動きで練習すること」

ひらたくいうと、
「速くなくていいので早く(準備して)弾け」
という、たぶん百回くらい言われたことなのだが、ゆっくりでしか弾けないような動きで練習してゆっくり弾けるようになってもダメで(また別の動きをしなければ速くならないことになる)、無駄ないルートで、しゅっと早めスタンバイする弾き方をゆっくりのうちからしておけば、慣れるにしたがって自然と速くなるという寸法。

どういう表現で弾くかということについては、おゆき先生が今日ざくざくと説明したり見本弾いたりしてくれたんだけど、なんとなく「合ってた」というか私がこう弾きたいと思っていたものはそんなにおかしくなかった。ただ、実際にそう弾けていないというだけで。「幻想曲」はむっちゃ好みで、ほんと弾いてて楽しい。

それで、「フーガ」のほうは? まぁ~こちらは苦手意識がやはり…

私「ふつう、インベンションとかやってから弾くものです…よねぇ」
先生「あとシンフォニアも」

インベンションはもちろん重要だけれど、シンフォニアをやっておくと、指替えのような、バッハでよく出てくる技術が学べるということで…
じゃ、この曲(半音階的幻想曲とフーガ)はとりあえず来年一月に本番で弾いたあと、塩漬けにしてまた数年後に2ndシーズンが来る予定なので、その前にインベンションとシンフォニアを何曲か弾こうかな。

で、今回の「いきなりフーガ」の対策ですが、これまたゆっくり練習して動きを細かく研究して、拍子感、音価を守ること、音価に見合った音の重みで弾くこと。そして最も重要なポイントは「縦揺れ禁止」。特に、同じ音が連続するときに手の甲でなく指の動きだけで弾くこと。これも二百回くらい言われてますがね…

今から本番まで、二か月ちょっとあると考えると、一か月丸ごと「ゆっくり」だけ練習してても十分、とおゆき先生。「その動きで正しいか、たまに速く弾いてみるのもよい」とのことです。

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