ピアノ曲の場合、私は4ページまでのものを好んでいますがその理由はというと、4ページまでならコピーすれば全部開いた状態で譜面台に乗るからです。
←譜めくりだって下手よりはうまいほうが
私は暗譜も下手(というかできない)で楽譜必須ですが、実は譜めくりにも自信がないので、譜めくり不要の曲がたいへんありがたいのです。
学生時代、舞台の上でフルート四重奏を吹いているとき、バッとめくろうとしたらばさばさばさっと譜面が全落ちして、エライコトになったことがありますが(-_-;; だいたいフルートがうまい人は譜めくりもうまくて、安定してサクサクめくっていたのを思い出します。フルートというのは、基本、両手が揃ってないと吹けませんが、ソラシのあたりは左手だけでも吹けないことはないので、休符プラス「ソラシ」を使ってめくるわけです。うまい人は、片手吹きのときの安定感も優れてますし、めくる動作自体もなんでか上手で素早いんです。
バイオリンにしてもフルートにしても、譜めくりを誰か別の人にお願いすることはふつうないですから、自分で上手にめくれることは演奏面からいっても重要です。
ピアノの場合、譜めくりをお願いしてもかまわないのですが、そういや、スケルツオさんとかページ数がものすごいたくさんあるバイオリンソナタかなんか伴奏してても、「めくりましょうか」というと「自分でできます」といいますね。実際、演奏をまったく乱すことなくさらさらとめくっていきます。トリスターノさんたちの二台ピアノは、楽譜を置いていたけど全部自分たちでめくってましたね。
人に譜めくりをお願いすると、自分が思ったのと微妙にタイミングが違うとか、めくる前後の動作が気になるとか、それはそれで動揺して演奏がヨレたりします。
要するに、私の場合
・暗譜できない
・譜めくり自信なし
・譜めくりしてもらうっても何かと動揺のモトに(^^;;
結局、演奏に自信がないというか余裕がないからすべていけないんじゃないの。ということではあるんですけど、そんなこんなで4ページまでの曲LOVEなんです。
そうはいっても、二台ピアノとなるとページ数はむちゃ多くなりますし、モーツァルトの二台ソナタはけっこう長さのある曲なんで、いっぱいめくらなくちゃいけません。
当然、本番は譜めくりをお願いするつもりで練習していたんですけど…
この曲に二個所、(音を並べるという意味での)難しさでいって山場というのがあるんですが、その二個所はほとんど同じような、というか、音の高さが違う程度の塊です。弾きやすさにそんなに変わりはなかろうと思うんだけど、塊の2つ目のほうが、なんだかなかなかうまくなっていかないんですよ。
それで、似たようなもんなのに、なんでかなぁと思っていて、ふと気づいたんです。2つ目のほうは、その「塊」がページめくりで分断されています。そのため、自分で練習するときに、続けて弾くということがなく、いつもページをめくる「間」をとりつつその塊を弾いていたことになります。見た目が、見通し悪いという問題もあるかもしれません。
それで、1ページコピーして張って、その塊の最中でめくらなくていいようにしてから練習してみたら、これは具合よいようです。このまま練習していけば、ちゃんと1つ目と同じくらいになりそう。
ということで、変なところでめくるのをやめたらだいぶすっきりしました。あとの部分は、ちょいずらす程度でなんとかめくる間があります。
思い立ったが吉日で、それぞれのめくるタイミングに、印をつけてみたらけっこういい具合。譜めくりで生じる「動揺」が減るようです。
本番でも譜めくりなしで済むくらいに準備というか整理しておくと、練習がしやすくなる。ということは、練習も進みやすい。という寸法です。
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「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)
←譜めくりだって下手よりはうまいほうが
私は暗譜も下手(というかできない)で楽譜必須ですが、実は譜めくりにも自信がないので、譜めくり不要の曲がたいへんありがたいのです。
学生時代、舞台の上でフルート四重奏を吹いているとき、バッとめくろうとしたらばさばさばさっと譜面が全落ちして、エライコトになったことがありますが(-_-;; だいたいフルートがうまい人は譜めくりもうまくて、安定してサクサクめくっていたのを思い出します。フルートというのは、基本、両手が揃ってないと吹けませんが、ソラシのあたりは左手だけでも吹けないことはないので、休符プラス「ソラシ」を使ってめくるわけです。うまい人は、片手吹きのときの安定感も優れてますし、めくる動作自体もなんでか上手で素早いんです。
バイオリンにしてもフルートにしても、譜めくりを誰か別の人にお願いすることはふつうないですから、自分で上手にめくれることは演奏面からいっても重要です。
ピアノの場合、譜めくりをお願いしてもかまわないのですが、そういや、スケルツオさんとかページ数がものすごいたくさんあるバイオリンソナタかなんか伴奏してても、「めくりましょうか」というと「自分でできます」といいますね。実際、演奏をまったく乱すことなくさらさらとめくっていきます。トリスターノさんたちの二台ピアノは、楽譜を置いていたけど全部自分たちでめくってましたね。
人に譜めくりをお願いすると、自分が思ったのと微妙にタイミングが違うとか、めくる前後の動作が気になるとか、それはそれで動揺して演奏がヨレたりします。
要するに、私の場合
・暗譜できない
・譜めくり自信なし
・譜めくりしてもらうっても何かと動揺のモトに(^^;;
結局、演奏に自信がないというか余裕がないからすべていけないんじゃないの。ということではあるんですけど、そんなこんなで4ページまでの曲LOVEなんです。
そうはいっても、二台ピアノとなるとページ数はむちゃ多くなりますし、モーツァルトの二台ソナタはけっこう長さのある曲なんで、いっぱいめくらなくちゃいけません。
当然、本番は譜めくりをお願いするつもりで練習していたんですけど…
この曲に二個所、(音を並べるという意味での)難しさでいって山場というのがあるんですが、その二個所はほとんど同じような、というか、音の高さが違う程度の塊です。弾きやすさにそんなに変わりはなかろうと思うんだけど、塊の2つ目のほうが、なんだかなかなかうまくなっていかないんですよ。
それで、似たようなもんなのに、なんでかなぁと思っていて、ふと気づいたんです。2つ目のほうは、その「塊」がページめくりで分断されています。そのため、自分で練習するときに、続けて弾くということがなく、いつもページをめくる「間」をとりつつその塊を弾いていたことになります。見た目が、見通し悪いという問題もあるかもしれません。
それで、1ページコピーして張って、その塊の最中でめくらなくていいようにしてから練習してみたら、これは具合よいようです。このまま練習していけば、ちゃんと1つ目と同じくらいになりそう。
ということで、変なところでめくるのをやめたらだいぶすっきりしました。あとの部分は、ちょいずらす程度でなんとかめくる間があります。
思い立ったが吉日で、それぞれのめくるタイミングに、印をつけてみたらけっこういい具合。譜めくりで生じる「動揺」が減るようです。
本番でも譜めくりなしで済むくらいに準備というか整理しておくと、練習がしやすくなる。ということは、練習も進みやすい。という寸法です。
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(今回もイラストはまたろう)